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2015年07月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し










7,8年ぶりにポータブル・オーディオ・プレーヤーを買い換えた.
これまでは,SONY Wlakman Xシリーズを使っていたが,MP3などの非可逆圧縮音源再生用.
今回は,ハイレゾ再生のできるロスレスものをと考えていた.10万円台のSONY のZXシリーズが候補.海外製品も考えたが,いろいろ調べていたら,FiiO X1 なる廉価ものの評判がわりとよかった(Maide in Chaina).
並行輸入物でなんと 13,280円というではないか(オヤイデ電気が輸入販売している正規品は24,000円ほど)! MP3プレーヤー並の値段.




    Leica M (Type 240)+Nokton 35mm F1.2 Aspherical








◆音
13,000円前後で中国製? ... と思ったが,実際に音を聴くと驚いた.
安物中華アンプのような,へんな強調感のない,素直な音場感,解像感のあるものだった.
DACチップはTI の PCM5124,OPアンプは Intersil lSL2891.
PCM5124は384kHz/32bitまでの許容力のあるチップのせいもあってか,このお値段でこの音ねぇ!と唸らせる.安いプレーヤーにあるトゲのある高域やボヨ〜ンとした低域ではないのがよい.圧縮音源でも,これまでのWalkamnで聴くよりも解像度その他で断然音がよい.
もちろん,CDリッピングのFLACファイルでの再生も一段品質が上がった印象でグー.トゥッティのときにその解像感の違いがハッキリ出てくる.だからクラシックも聴くことができる.


◆仕様
しっかりしたアルミ筐体で,それなりに重量がある.操作系はタッチ・スクリーン式でないのが小生にはよい.いまどき... と思うかも知れないが,物理ボタン式だとブラインドで操作がけっこうできるのだ.
内蔵メモリーはない.マイクロSDカードを使用.128Gまで使用可.ハイレゾPCMの場合は,1アルバムはほぼ1MB前後の容量だろうから,125タイトルくらいは入るかな.
USB等のデジタル出力はなし.ライン出力は,イヤホンジャックと共用.
ただし,X1はDSD音源の再生は不可.DSDをネイティブで聴くには,XシリーズのX3以上のクラスを.

ファームウェアは1.4と最新になっていた(並行ものでは1.3が多いとか.HPより最新版をDLすれば済むことだけど).
シーン別のプリセットのイコライジングパターンのあるイコライザー機能もあるが,強烈に効果があるタイプではない.むしろ,このくらいの方がよい.イヤホンによる個性が出やすいから.

通常,家ではふつうにDAC,アンプを使ってスピーカーから毎日音を出して聞いている.わざわざこういったものを家で聴こうとはもちろん思わない.当然のことながらポータブル・オーディオ・プレーヤーの使い道は,外出時,旅行時という前提なので,お安い方で十分.

X1は,シリコン・ケース(ブラック)が付属.また,着せ替え用の柄物シートが3種類と,液晶保護用シートも2枚ついている.もちろん,並行ものなんで日本語マニュアルはない.付属の英語版で.
なお,液晶表示は言語を選べるようになっていて,日本語もある.

デフォルトでは,フォルダー・スルー設定になっているので,1つのフォルダーの再生が終わると,そのまま次のフォルダーが再生されてしまいます.OFFにしておいたほうがよいでしょう.


◆イヤホン
Amazonで溜まっていたポイントを使って,イヤホンは国産ZERO Audio のカルボテノーレ ZH−DX200−CTを購入してみたた(ダイナミック式.実売3000円以下).カーボン・ファイバーと削り出しアルミニウムの複合強化ボディ.線材はOFC.へぇ,3000円以下でこれだけの音を出すのだぁ〜とこれにも感心.
これまで使い続けている米国製の M−AUDIO の IE−30 (ムービング・アーマチュアー式) にはヌケ感,高域の爽やかさなどでもちろん及ばないものの,けっこう1/10の値段で素直な音にビックリものである.中庸の音と感じる.デジタル系の進化の影響で周辺機器も進化したということか.コスパよし.
なお,ZEROのイヤホンは,コードなどに触れた場合にガサゴソなどのタッチノイズが意外と聞こえるのが難点.


◆ポータブル・オーディオ・プレーヤー
振り返ってみると,ポータブル・オーディオ・プレーヤーは,1979年にカセット・テープの初代Walkmanが発売されて歴史が始まった,小生は,ディスク・ドライブを採用したDDを初購入.そして1990年,待ちに待ったデジタル録音の DAT Wlakman が世に出た.これに落ち着いてよく通勤時,旅行時などに持って出かけて聴いていた.その後のMDは,まったく聴く気がしなかった.
MDを引きずりながら出てきたシリコン・オーディオのMP3プレーヤーの非可逆圧縮方式も満足いくものではなかったが,だいぶたってからいくらか聴けるものになったので しかたなく Walkman Xシリーズを使ってきた.
そして,ハイレゾ・ポータブル・オーディオ・プレーヤーへとたどり着いたことになる.
そいういう変遷を辿ってきた意味でも,手軽にハイレゾ音源を持って出るのにX1は重宝する.
ポータブル・アンプを付加して屋外で聞いている方もいるようだけど,+300g以上の重量を持って出る気はまたっくない.そこまでしたいなら,ウチでスピーカーから出た空間を伝わる音で聴けといいたいなぁ.

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