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映画が一番!

金融腐蝕列島 呪縛 

2015年07月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!
今日は祝日で「海の日」。
お孫さんと海水浴へと出かけられる人も多いでしょう。
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」の
趣旨は四方を海に囲まれた日本だからでしょう。

今日の映画紹介は「金融腐蝕列島 呪縛」。
BS朝日で2015年7月20日(月)18:40〜放送。

タイトルがすごいですね。呪縛とは、
”心理的な強制によって、人の自由を束縛すること”
ですから、サラリーマンは往々にしてパワハラ等で
呪縛されやすいのですが、
この呪縛をいかにして解くかという映画。

原作は高杉良の同名小説を、原田眞人監督が映画化。
”日本の企業社会はハリウッド映画のセットのようだ。
観客の目にはステキな登場人物がお行儀良く並んでいる。
でも、シーンの裏を覗いてみると、
駆け引きと腐食の見本市。”
ニューズウィーク (1997.6.9)。

1997年、東京・日比谷。丸野証券の利益供与事件で
総会屋・小田島(若松武史)が逮捕される。
不正融資疑惑の朝日中央銀行(ACB)本店に
東京地検特捜部の大野木検(遠藤憲一)の強制捜索が入る。
モニターに映し出される、緊急メッセージは、
”朝日中央銀行本店は、
ただいま東京地検の家宅捜査を受けています”。

ところが、銀行の幹部は「もみ消し」を画策する。
その姿勢に反旗を翻すのは"ミドル4人組"と呼ばれる
企画本部副部長の北野(役所広司)、
同部MOF担の片山(椎名桔平)、
同部副部長の石井(矢島健一)、
広報部副部長の松原(中村育二)。

彼等は役員を総辞任させ、TVのアンカーウーマン
和田(若村麻由美)の応援を得て、
新頭取に中山常務(根津甚八)を擁立して、
真相調査委員会を結成するのだったが…。

場面の展開がハリウッド映画のように
スピーディでショットの切り替えもセリフもテンポよく、
緊迫した画面はアクション映画のようで
この手の映画にしてはダレないですね。

バブルがはじけた1990年代後半から2000年代にかけての
総会屋事件、不正融資、大蔵省・日銀汚職、
1999年10月に、住友銀行とさくら銀行のメガバンク
再編など、当時を振り返って観るのもいいですね。

ちなみに”MOF(Ministory of Finance)担”とは
銀行の大蔵省担当者のことで、
大蔵省の方針・考え方の情報収集のため、
大蔵省に毎日出入りし、担当官と接触する仕事。
「ノーパンしゃぶしゃぶ」などの接待も仕事の内?

1999年(平成11年)制作。



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ありがとうございます。

yinanさん

arataさん、今晩は〜!
こちらこそ、
いつも拍手をありがとうございます。m(__)m!

高杉良さんの愛読者でしたか。
私も昔は読んでいたのですが、内容を忘れています。
今度、図書館で借りて再読します。

2015/07/21 19:06:25

助かりました。

さん

いつも拍手有難うございます。

今日は特に嬉しいです。助かりました。
高杉良の本はほぼ読破してます。早速、予約出来ました。m(_)m

2015/07/20 12:21:23

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