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のびたの日記

母の手を握るように 

2015年07月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昨日の施設はボランティアの原点のようなものである
いわゆる演芸会の楽しさではなく 心に沁み込んで 生きる意欲を探り出す様なものだと思う
もう 大きな声は出ない 身体も不自由 記憶も薄れている方が多い
 
毎月 訪れていると 元気があった 普通に話が出来た方が衰えて行く姿も見える
それだけに歌の時間と言っても 皆で楽しそうに笑顔を見せての合唱にはならない
静かに 小さな声で歌う あるいは 歌にはならないけれど 唇で歌う方も居る
 
一番元気な方が 認知症で 奇声を発し続ける方である
歌の合間に その声が響き 私の伴奏も気を取られそうになる
不思議に体力だけは丈夫なのだろう
 

 
終わりに最前列の10名くらいの方と握手する
小さな声で有難うとか ただ手を握りしめる方が居る
マイペースで歌に参加していない方も 嬉しそうに握手をして来る
 
皆さんの眼が こちらから握手を求めるのではなく 私のそばに来て言う様な顔に見える
通路側の方が 車椅子の上から  無理な姿勢で私に訴える
有難うと こちらも横からの握手になったりする
 
心が通じている手の平のぬくもりである
わたしは いつも 母の姿がそこにダブったりする
心の底から 元気でいてね また 逢いに来るから と そんな気持ちになる
 
握手は 人を結ぶ証でもある あたたかさがある
これで少しでも 癒されたり 笑顔が浮かんだりしてくれれば 私も嬉しい
握っている手をいつまでも離さない方にも 愛を感じる これが人間の愛だろう
 
スタッフの方と次の予定を決める 2カ月先くらいはいつも決まっている
12月まで決めて下さいと言われる ここが一番長く通い続けている施設8年目になる
いつまで続けるか私にも分からない 私の元気が途切れる時がその終止符である
 
 
     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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