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災害に備える・・・火山噴火(1) 

2015年03月10日 外部ブログ記事
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災害に備える・・・火山噴火(1)日本の火山現在日本で活火山は北方領土や海底火山を合わせると110もあります。気象庁によると、「活火山」とは、およそ過去1万年以内に噴火した火山や現在も活発な活動のある火山のことを言うようです。従って今噴火していない火山も数多くあります。雲仙普賢岳や三宅島、有珠山の噴火はすべて「平成」に入ってから起きていおます。ほかにも2004年の新潟県中越地震、2011年の新燃岳(宮崎・鹿児島県)噴火と、被害の大きかった地震や火山の噴火が過去20年ほどの間に複数回発生して、日本列島は大きな変動期に入ってきているのかも知れません。火山噴火予知連絡会 火山情報の提供に関する検討会は、平成26年9月27日に発生した御嶽山の水蒸気噴火を踏まえ、火山情報の提供のあり方について検討し、「火山情報の提供に関する緊急提言」としてまとめ、今後、緊急提言に基づく具体的な措置や中長期的な取り組みも含めた検討を行い、本年度末までに最終報告をとりまとめる予定だそうです。      地球の構造地表から地球の中心までは約6400km一番外側にあるのが地殻で、大陸では30 〜40km海底では約6km の厚さしかない。地殻の下から約2900km の深さの所までがマントルで、その内側に「核」がある。火山のできる場所火山ができる場所は大きく分けて3つある。海洋プレートが沈み込んだ所と、下から溶けたマントルを含むマグマがわき出す海嶺、マントルの深い部分に熱源のあるホットスポットだ。      火山噴火のメカニズム火山噴火はどうして起こるの?火山は存在する場所によって海嶺火山、ホットスポット火山、海溝沿いにできる火山があります。火山噴火は、地下にある「マントル」の中の数十キロのところには「マグマ」という、岩や石がとても熱くなってドロドロになったものがあります。地殻の下には、岩石の層が厚くつづきます。地球の表面から2,900キロメートルまではマントルとよばれます。厚さは半径の45パーセントですが、体積では80パーセントを占めます。地球の半分以上はマントルをつくる岩石でできているわけです。地面の深ところでは、マグマは圧力のかかっているまわりの岩石よりも軽いのでだんだんと地表面にむかって上昇していきます。これらのマグマが集まって、地下数kmのところで「マグマだまり」を作つくります。 「マグマだまり」に下からどんどんマグマが入はいってくると、マグマだまりに収まりきらなくなったマグマが上へと上っていきます。そのとき、マグマの中にとけていた水が、ガスになって出てきて、マグマは泡だらけになります。これによって、マグマが急に膨らんでさらに勢い良く上昇したり、出てきてたまったガスがはれつして上の岩石を吹飛とばしたりします。これによって、マグマが地表に勢いよくあふれ出だし、噴火がおこります。            3つある噴火の種類一口に「火山噴火」と言っても、火山専門家によると、その形態は大きく次の3種類に分けられます。(1)水蒸気噴火:  地下水がマグマによって熱せられて水蒸気となり、封じ込まれていた圧力の限度を超えた  めに、一気に地表に噴き出すものだ。その時の火山灰にはマグマ片は含まれず、水蒸気の量  が多いために噴煙の色は白っぽいのが特長です。御嶽山の噴火はこのそう上記噴火です。(2)マグマ水蒸気噴火:  上昇してきたマグマが地下水と接触して発生した水蒸気とともに地表面で噴出するもので、火山灰にマグマ片も含まれ、噴煙の色も黒っぽいのが特長です。(3)マグマ噴火:   マグマ自体が噴出するものを言います。地表面に出たものが「溶岩」です。 最近の例では、2013年11月に噴火し、現在も溶岩の流出、拡大が続く小笠原諸島・西ノ島がそれにあたります。     噴火のタイプまた、噴火は、様々な条件下で種々の様式により分けることも有ります。例えばハワイ式噴火:キラウエア山、マウナ・ケア山など、ハワイ島の火山でよくみられる噴火様式。流動性が高く、揮発性成分が少ないマグマが起こす噴火。爆発は起こらず、大量の溶岩が高速で流出する。ブルカノ式噴火:ストロンボリ火山に近いブルカノ火山でよくみられる噴火様式。粘性が高い安山岩質マグマの場合に多く、近年における桜島や浅間山の噴火に相当。爆発に伴って、火山灰、火山礫、火山岩塊を大量に噴出する。溶岩流は、半ば固化した塊状溶岩(ブロックラバー)となって、流動速度は遅い。ブルカノという名称は、英語の Volcano(火山)の語源となった。ちなみに、日本の火山はこの噴火が最も多い。     火山噴火の被害火山灰や噴石火山性ガスによる被害御嶽山の水蒸気噴火による被害では、多くの噴石や粉じんで亡くなられた方がおられましたし、噴火に伴う空気の震えにより、窓ガラスが割れることも有ります。更には、火山性のガスが噴出することで、窒息死を招くことも数多くあります。噴石と同時に大量の降り注ぐ火山灰により、呼吸に悪い影響を与えたり、火山灰降り積もる為に家の外に洗濯物などを干せなくなったり、野菜などの農作物などに被害が出たり、降り積もった火山灰の重みで建物のが破壊されたりなど、多の人々の生活に悪影響がでます。 火山灰がジェットエンジンに入り込みエンジンを止めてしまう為、噴火している火山の上空を飛行することが出来なくなります。火砕流による被害火山灰などの噴出物が、高温の火山ガスと共ともに流れ下る現象のことを火砕流といいます。その速さは1秒間に100メートルを超えることもあり、火砕流は火山による災害のうち最も被害が大きいものといえます。 火砕流に巻き込まれると、高熱と有毒なガスで人が亡くなることがあります。また、その強い力で建物なども壊してしまいます。溶岩流による被害どろどろに溶けた岩石(溶岩)が火口からあふれ、流れ出たものを溶岩流といいます。 流れ落ちるスピードはそんなに速くありませんが、その温度は1000度を超えることもあり、溶岩が通過する所にある建物や畑などは全て焼きつくされてしまうほか、火災を起こす事もあります。土石流による被害:土砂や火山灰が水と混ざり、河川などを流れ下りながら川底の石なども巻き込み流れ下ることを土石流と言います。火山灰の積もった斜面や噴火によって崩れた岩や土の溜まった谷に雨が降ったり、噴火によって火口付近の湖が壊れて水があふれ出したり、積もっていた雪がと溶けたり土石流がおきます。      

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