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詩集「百歳」との出会い 

2015年06月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

  柴田トヨさんの詩集
    「百歳」との出会い


   頁
 
 私の人生の頁を

 めくってみると

 みんな色あせて

 いるけれど

 それぞれの頁

 懸命に生きてきたのよ

 破きたくなった

 頁もあったわ

 でも今ふりかえると

 みんな なつかしい

 あと一頁と少しで百歳

 鮮やかな色が

 待っているかしら


 これは、柴田トヨさんの詩集「百歳」の本の中から、私の好きな詩を紹介してます。
何時だったか偶然に見ていたテレビの中で、
柴田トヨさんの詩集「くじけないで」「百歳」に出会い、ファンになってしまった。
何気ない言葉のやさしさが胸にキュンときて、熱くなったのです。
  
 私の人生もいろいろあり、つらい出来事があった時期だったので、心にとても響きました。
つらく苦しいことがあっても、それを表に出さないで、素直に自分らしく生きたトヨさんに癒されて・・・
 
 奉公時代、夫の死、女手ひとつの子育てなどで苦労したけど、それらを糧に強く生きたのが良く分かります。
振り返ると何でもなく過ぎ去ったように表現しているけど、実際にはあまり言わないだけで、大変だったでしょう!
 そしてそんな中から、自然に書きとめた言葉が息子さんの助けで、花を咲かせたようです。
90歳を過ぎてからの詩作はトヨさんを、イキイキさせたのです。
私も最近「詩」を書き始めたので多いに参考になり、ブログにも載せたいと思っていますよ。

 本の最後の方に「私は、今が一番幸せだと思っています。人にやさしくする。そして、やさしくしてもらったら忘れない。これが百年の人生で学んだことです」と結んでいます。

 この詩を読んでいると、何故か自分が恥ずかしくなりました。いい年をして出来ていない事ばかりで、愚痴も多く・・・
これからの人生についても道しるべとなり、これまでの生き方も教え諭してくれた気がします。暖かいメセージですよね1
 「くじけないで」と言われたから、もう前を向いて歩きたい。

 皆さんはどう感じましたか?
詩集から、一作品だけを紹介したけど、とっくに読んでしまった人も多くいるでしょうね。
 
 これからはクヨクヨ出来ないですよね。
トヨさんに笑われそう!(笑い)
 
(画像はパソコン画です。お絵かきしました)
 
             27,6,1 ?‐6



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再度

さん

「くじけないで」「百歳」双方持っていますが、
再度 読み返しもいいかな、と思いました。

2015/06/01 15:59:45

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