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独りディナー
「イタリアは呼んでいる」
2015年05月23日
テーマ:シニアライフ
「イタリアは呼んでいる」という映画を見た。
幸い昨日は、カラッと晴れて(最近はそんな日が多い)まるでヨーロッパの夏の様であった。
こんな風に、日差しは強くても湿度が低ければ、夏もさわやかなのにとつくづく思う。
当地に来た当初、その日差しの強さに驚いた。
此処は南国か、と地図を改めて眺めたほどだ。
でも、経度はともかく、緯度が東京に比べてさほど低いとも思えない。
多分東京の様にスモッグで空気が汚れていない故では、と自分で結論付けたのだが・・。
映画は勿論、最高のロケーションと最高の状況で撮影している訳だけど、それにしても紺碧の地中海は美しかった。
映画の内容は、二人の英国俳優が実名で登場して、イタリアをグルメ旅行をする。
そのルポを書く、というのが名目である。
二人の話題の大半は、名画の名セリフ、名優の名台詞を、お互いに真似することに、終始していた。
きっとこれこそ、英国人にしてみれば、笑いの連続なのだろうと思う。
有名な俳優達が、バラエティ番組の物まね大会に出演しているみたいなものだ。
でも、普通の映画好きで、字幕を読んで楽しんでいる私にとっては・・。
知っていた台詞は、「カサブランカ」のハンフリー・ボカートと「ローマの休日」のヘップバーン位だった・・。
景色そのものは、イタリアは馴染のある国だし、記憶にある場所は沢山あった。
カプリ島で食事していた場所は、ひょっとして私も行ったレストランでは、と思うほどだったけれど・・。
でも景色の見事さと、香りがしそうな程美味しそうなお料理は、この映画ではあくまでサブ・テーマだろう。
外来文化を味わう難しさを、改めて思わされた。
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まず、オリジナルありき、ですよね
吾喰楽さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
まさに、仰る通りだと思います。
我が家はテレビを置いていないので、最近は「誰かの物まね」という笑いにも、付いて行けなくなりつつあります・・。
2015/05/24 10:40:08
落語
こんばんは。
>英国人にしてみれば、笑いの連続なのだろう・・
国立演芸場のことを、思い出しました。
先日、鈴々舎馬桜が、噺の中で歌舞伎の名台詞の声色をやっていました。
受けていましたよ。
ところが、歌舞伎は超初心者の私には、その良さが解りません。
オリジナルを知らない悲しさです。
同じような感覚なんでしょうか。
2015/05/23 21:23:01