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2015年05月18日 外部ブログ記事
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 最近の株式市場の構造と市場動向について


 先般のPER(企業収益と株価の関係)分析から見た株価動向に加え、本日は少しマクロ的な株式市場の構造と市場動向について触れておきたい。まず、我が国の株式保有比率は過去20年間、国内事業体の保有が減少する中、海外投資家の保有比率が上昇し、(現状30,8%)、個人投資家比率は全体の20%弱で変わっていない。従って、海外投資家が大きく買い越した時、株価が上昇する傾向にある。小泉政権下では累積買い越し額は29兆円、安倍政権下では現在までで18兆円となっている。株式市場での売買回転率を見ると短期売買が市場を支配しており、年間3回転以上(4ケ月に一回以上の売買)となっている。海外投資から見ると、ドルベース日経平均が投資の目安になるが、最近ではドルベースでも日経平均は上昇し始め、ますます海外投資家の関心は高まっている。我が国の家計の資産構成は現金・預金が53%、株式比率は約15%(米国は現預金14%、株式46%)で「貯蓄から投資へ」の促進が課題となっている。最もNISA制度(現在までの投資は852万口座、3兆円)の開始から個人の株式投資は上昇しつつある。今後投限度額アップやジュニアの投資が認められれば長期的には英国のように健全な拡大基調が期待される。

 最近(2013/12/30比、2015/5/11)で見ると、株価は16,291,31から19620,91と20,4%、ドル円は105,3から119,9円と13,9%上昇している。前回触れたが長期的に株価を決める要因はPERであるが、1989年には48,81倍(米国、12,05倍)、2014年には14,05倍(米国17,10倍)となっており、日本企業のPERは高いとは言えない。近年、日本では企業の株主に対する姿勢も変化してきており、日本版スチュウアードシップ・コードや、コーポレートガバナンス・コードの策定・公表もあり、企業行動にも大きな変化が見られる。

 写真は配管工事の跡にゴーヤ、キュウリ、ヘチマを植えたもの。今年もグリーカーテンに挑戦するつもり。
日々是好日。

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