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2015年04月17日 外部ブログ記事
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大航海時代の日本(日欧文化交流の歴史)・ICU配信分Gaccoインターネット授業


 第二週―第4週の配信授業について受講しました(第一週分は既報済み)。第二週は豊後・大友宗麟(キリシタン大名)の側面について。豊後(大分)では亡国キリシタン大名との評価ではあるが、ザビエルを通じ南蛮貿易で利益を得ると同時に、豊後に日本初の西洋式病院設備とキリスト教の教えを実践する「慈悲の組」という日本初のボランティア活動を持ち込んだ。「慈悲の組」では厳格な規則を持ち、役員は選挙で選ばれ、孤児や貧者の世話、子供には教理を教え、病者を訪れ、埋葬費は寄付金で賄った。

 大村のコンフラリア(共同体)では日本の既存宗教(真宗本願寺派)と類似した信仰形態をとり、少組(50)、大組(500人)、親組(1500人)が組織されていた。1620年代の「さんたまりあ組」の規則を見ると戦国の世に在って、堕胎、間引き、人身売買を許さず、高利貸しを禁止、一夫一妻の結婚観を持ち込んだ。

 第三週ではイエスズ会の中にあってザビエル後の第二世代である、アレサンドロ・ヴァリアーノ(1531-1606)について触れている。植民地での布教活動に「順応」の考えを持ち込み、日本の宣教活動を書いた「日本年報」によく地域への「順応」政策が見て取れる。また、日本におけるヨーロッパ式教育制度の導入(コレジオ)、天生(少年)遣欧使節団などはその表れともいえる。第四週では、遣欧使節団が持ち帰った活版印刷の技術によるキリシタン版印刷について触れている。

自宅に居ながらにして、このようにICUの日欧文化交流の歴史教育を受講できるのは素晴らしい。 写真は丹波山村のゆるキャラ。日々是好日。

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