《 ほろけ・だだちゃ vs やがまし・んまちゃ 》 の つぶやき人生

世界昔話 

2015年03月23日 外部ブログ記事
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(月)大安海平波平                そんま4月なっでば  寒むちゃ寒むちゃ・・・                 お爺さんと孫        3月23日の世界の昔話
             
 昔々、ひどく年を取ったお爺さんがいました。 お爺さんは目は悪く、ボンヤリとしか見えません。 おまけに耳もよく聞こえず、何時も膝がガタガタと 震えていました。 テーブルに座っても上手にスプーンを持つ事が出来ず、 何時もスープをこぼしていました。 お爺さんの息子と、そのお嫁さんは、 その事が嫌でたまりません。 だからお爺さんをテーブルから見えない様に 暖炉の後ろに座らせ、そこで食事をする様に言いました。 のけ者にされたお爺さんの目は、 何時も涙で濡れていました。 或る時、震える手で食事をしていたお爺さんは、 皿を床に落として皿を割ってしまいました。 息子とお嫁さんはブツブツと文句を言うと、その日は お爺さんに何も食べさせませんでした。 次の日、お嫁さんはお爺さんの為に、ほんの少しのお金で 小さな木の皿を買いました。 その日からお爺さんは、その小さな小皿に入る分しか 食べさせてもらえませんでした。 或る日、四才になる男の子が、小さな板きれを集めて 何かを作っていました。 それを見たお父さんが、男の子に尋ねました。
  「お前は、そこで何をしているんだね?」
 男の子はニッコリ笑うと、お父さんに答えました。
  「ぼく、これで小さな桶をこしらえるんだよ」  「ほう、上手なもんだね。    でも、そんな小さな桶を何に使うんだい?」
  「うん。ぼくが大人になったらね、お父さんとお母さんは、    この桶でご飯を食ベるんだよ」
 これを聞いた息子とお嫁さんは、しばらく顔を見合わせて いましたが、やがて二人とも泣き出してしまいました。 そして二人は暖炉の後ろにいるお爺さんを、 すぐにテーブルのところへ連れてきました。 この時から、お爺さんは皆んなと一緒のお皿で、 皆んなと一緒に食事をする事が出来ました。 そしてお爺さんがスープをこぼしたり、 震える手でお皿を割ったりしても、 二人とも何も言わなくなりました。                              おしまい


          ホ〜                     ホケチョ      戸締り用心!  マッチ1本火事の元!          あんだも 参加しぇば い〜でね〜!                 日本ブログ村 参加してます   

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