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映画が一番!

風に立つライオン 

2015年03月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドキュメンタリー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の「風に立つライオン」。
さだまさしの同名曲のファンである大沢たかおが、
”『風に立つライオン』を映画にしたいから、
小説を書いてください”と
小説化と映画化を熱望し、さだが小説を書き、
大沢たかお主演で三池崇史監督により映画化。

さだが歌う、「風に立つライオン」は
国際医療ボランティアとして活動してきた実在の
医師・柴田紘一郎からインスパイアされた作品。

♪♪空を切り裂いて落下する滝のように
 僕はよどみない命を生きたい
 キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
 僕は風に向かって立つライオンでありたい♪♪

医師の島田航一郎(大沢たかお)はケニアの
村上(石橋蓮司)が所長を務める熱帯医学研究所へ
同僚の青木( 萩原聖人)と共に派遣される。

シュバイツアーに憧れ医師になった彼にとって
チャンスであったが、長崎の離島医療に従事する
恋人の女医・貴子(真木よう子)と
遠く離れることにもなった。

研究所へ現地の赤十字病院から派遣要請があり、
彼と青木は軽い気持ちで野戦病院へ。
そこで、二人は次々に運び込まれて来る
麻薬を打たれ戦場へ駆り出されて重傷を
負った少年兵たちの姿に衝撃を受ける。

彼はこの病院への転籍を志願して、
ここで看護師の和歌子(石原さとみ)と出会い、
力を合わせて傷ついた少年兵士たちの
治療に励むのだった。

そんな中、銃傷よりも心の傷が深い
少年兵ンドゥングが病院に担ぎ込まれる……。

♪♪くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい
 最後になりましたが あなたの幸せを
 心から 遠くから いつも祈っています
 おめでとう さようなら♪♪

この歌のように辛い別れがありますが、
アフリカの観光用の風景は全くなく、
ひたすら治療に専念する医師の姿を描いています。

三池崇史監督は上手にプロットポイントを
作っていますね。
イントロとラストに大震災後の瓦礫のシーン。
ケニアでのへき地医療に取り組む航一郎。
場面は一転して長崎で離島医療に従事する
恋人・貴子の生活環境。

それにリンクして高校時代の彼らが如何にして
医師を目指したかとストーリの展開が上手く
最初から最後まで息をつく暇もなく観ましたね。

キャッチコピーは、
”美しく壮大なケニアを舞台に、
一人の日本人医師がつないだ「希望」のバトン…」。
この「バトン」が意味するのは何か考えて下さい。



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今晩は〜!

yinanさん

SOYOKAZEさん、
これだけの情報でバトンの意味を
読み解きましたね。さすがです。

劇中、航一郎が一人、サバンナに向かって
何度も叫びます。
”頑張れよ〜”と、これは他人に向かってではなく
自分に向かってだという言葉にはグッと来ました。

れもんしゃんさん、
「冬のライオン」はピーター・オトゥール と
キャサリン・ヘプバーン の映画でしたね。

番組が放送される時には紹介しますよ。

2015/03/19 21:46:08

そのうち見ますね!

れもんしゃんさん

いっつも素敵な紹介感激です!冬のライオンとかいう映画もありましたね、もう紹介済みですか?

2015/03/18 11:11:24

バトン

さん

yinanさん

心打たれる映画のようですね。
大沢たかおさんは、真摯な役が上手いです。
バトンの意味、バトンとは手渡すから、彼が、きっと後継者を育てるのでしょう?
もしかしたら、心に傷を持つ少年兵でしょうか?

2015/03/18 10:40:44

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