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狼たちの午後 

2015年02月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!
西川農相が辞任のニュース。
政治資金問題の責任を取って辞表を提出。
昔からの「政治と金」の問題。
私もそうですが、
特に政治家は金に弱いようです。
まぁ〜、中国に比べるとまだいいかぁ〜。

今日の映画紹介は「狼たちの午後」。
BSプレミアムで2015年2月25日(水)13:00〜放送。

マンハッタンでおこった実際の事件を
元に制作された犯罪映画。
原題は「Dog Day Afternoon」。
「Dog Day」は日本語で「盛夏」を意味するが
何で邦題の狼になったのでしょうね?

"What you are about to see is true
It happened in Brooklyn,
New York on August22,1972"の
フレーズで映画は始まる。

キャッチコピー は
”In August, 1972, Sonny Wortzik robbed a bank.
250 cops, F.B.I.,
8 hostages and 2000 onlookers will never forget
what took place.”。

うだるような暑さが続くニューヨーク市のブルックリン。
小さな銀行に白昼堂々と三人の男が押し入った。
どこか憎めない強盗の男達。手練れとは言い難く、
強盗は10分もあれば済むはずだったが…。

3人の内の1人、ロビーが怖気づき逃げ出した。
犯行を続けるソニー(アル・パチーノ)と
サル(ジョン・カザール)は金庫を開けてビックリ。
金は既に本社に送られ、残された1100ドルだけ。

気が付けば、警官とFBI捜査官250人を超す大包囲網。
追いつめられた二人は銀行員9人を人質にとる。
つめかけるヤジ馬、報道陣の中で
モレッティ刑事(チャールズ・ダーニング)が
必死の説得を行うが…。

精神医学用語に
”ストックホルム症候群”と言う言葉があります。
誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、
犯人と同じ時間過ごすことで、
犯人に同情や好意等共感を覚えること。

この映画では銀行を取り巻く観客が
犯人をヒーローに祭り上げていきます。
野次馬が犯人に共感を覚えていったようです。
ここが、この映画のポイントでしょう。

主演のアル・パチーノの迫真の熱演は広く賞賛されて、
アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされ、
そのうち脚本賞を受賞した作品。

1975年制作。
監督には社会派ドラマの製作で
名高いシドニー・ルメット。



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アル・パチーノの熱演

yinanさん

SOYOKAZEさん、今晩は〜!

ソニーは元銀行員で従業員の事情にも通じ、
銃を手にしつつも手荒なことをしなかったので、
人質の信頼を得て、マスコミを通じて、
やじ馬の心もつかんだようです。

脚本を書いたのはフランク・ピアソンで
『暴力脱獄』も彼の仕事でした。
最終的には出来上がった映画が売れれば、
賞を貰えるのでしょうね。

2015/02/24 19:57:06

どうして・・

さん

こんばんは。

野次馬がどうしてドジな銀行強盗に肩入れするのか?
その経過に興味がありますね。
脚本賞受賞と言う事は、台詞とその説得力が評価されたのでしょうね?

タイトルは聞いた事があります。

2015/02/24 18:24:05

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