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独りディナー
手探りの、ロブスター・ランチ
2014年12月25日
テーマ:旅
10年ほど前、主人のお供でトロントへ行った。
そこでは、大きな国際会議が開かれていて、知人も多く参加していて、色々楽しい思い出がある。
私達同伴者の為のプログラムも、「ナイヤガラの滝」をはじめ、いくつか企画されていて、初日の午後には、半日コースで市内をバスで巡る観光があった。
私は、見知らぬ街で、市場やデパートを覗くのが好きだ。市民の生活が、垣間見られる気がするから・・。
市内観光で、大きな市場が、ホテルから歩いて行ける距離にあるのがわかって、私は「ナイヤガラ行」の一日ツァーは参加せずに、翌日は一人で街を歩きまわった。
カナダに住んでいた時、新鮮なロブスターの美味しさに目覚めた記憶が新しかったので、今回も楽しみにしていたのだ。
トロントの市場は、どでかい倉庫の様な建物の中に、野菜やお肉などを売る店が立ち並び、その他にも結構魚屋が何軒もあって、中には、ロブスターを茹でてくれるという、魅惑的な看板も目に入った。
これこそ、漠然と私が探し求めていたものだった。
訊いてみると、20分くらい待てば茹であがるという。
ウィークデーの午前中で、余り人も居なかったから、お店の人も親切に対応してくれた。
一番大きなロブスターを頼んで、周りを見物しながら,茹であがるのを待つ。
暫くしてそのお店に戻ると、茹であがったロブスターを解体してお皿に載せてくれたおじさんは、「この上に、レモンを絞って食べると美味しいよ」と言う。
そうだ、レストランでは、熱々のガーリックバターをかけて食べるのが一般的だったけど、レモンも、いけそうだなあ。
その足で、果実屋さんへ直行したのは言うまでもない。
お店では、絞りやすい様にレモンを半分に切って貰った。
屋外に出ると、建物沿いにテーブルとイスが並んでいて、軽い食事がとれるようになっていた。
そろそろ、早目のお昼の時間だったので、できたてのパンも調達して、更に欲を出して、隅の方にあったバーに入って、ビールをテイクアウトできるかと訊いてみた。
すると、「お店の外で飲むのは違法なので、テイクアウトで売る訳には行かないのです」と言われて、飲み物はジンジャーエールで妥協。
たとえバーの中に座って、ビールを飲んだとしても、大切なロブスターは持ち込めない。
まさに、本末転倒である。
太陽の下で、ピクニック気分に浸りながら食べたランチの、贅沢だった事!
カナダでは、昔住んでいた場所を訪れたり、ずっと探していた本が手に入ったり、一週間ほどの滞在ながらとても充実した時間が過ごせたけれど、何といってもその日の「手探り、ロブスター・ランチ」が、一番思い出深い。
後日談として、当時通っていた英会話クラスの先生がトロントの人だったので、アルコールのテイクアウトが出来なかった話をすると、彼はむしろ、日本でビールの自販機があったり、お花見など外でアルコールを飲む人達の様子を見て、文化の違い(法の違い?)に驚いたそうだ。
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コメントの返事
コメントの返事を自分のブログに書いて、相手の方に届くのでしょうか・・。どの様にお返事して良いのかわかりませんでしたが、一応書いてみます・・。
ナイアガラは、カナダに住んでいた頃、家族で車ででかけました。
有名な滝は、カナダ滝の方が迫力があるので観光客が多く、周辺はいかにも観光地といったギラギラした印象でした。
それに引き替え、アメリカ側は「ナイアガラも数多くある観光地の一つさ」といったゆるい環境で、私達はわざわざアメリカ側へ橋を渡って行き、「霧の乙女号」という船に乗りました。その日は、すぐに帰るには忍びなく、近くのモーテルに泊まったほどでした。
2014/12/25 19:37:08
ナイヤガラの滝
何時も楽しく見させて頂いています
私もどこに行ってもデパート商店街は好きで行きたいですけれど
外国は何回も行きましたけれど何しろ言葉が駄目で私たちのツアーを作り
添乗員さんに通訳してもらいましたからそれに個人で歩くと添乗員さんに心配かけて大変ですパリーに行ったとき
主人の友達があちらにお店出していたので一日招待してくれました
皆さんと別れたため添乗員さん心配で大変だったみたいです
ミイハーですからナイヤガラの滝には行きました
ロブスターも焼いて直ぐでは美味しかったでしょうね
2014/12/25 16:52:41