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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

霜の朝と、寒風の日没と 

2014年12月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:徒然なるままに

これほどの寒波が12月初旬に訪れるとは!

思わぬ大雪に難渋した人が多く出てしまいましたね。

川越は、雪こそ降らなかったものの、朝の霜は、この冬一番。

健気だなあ、そう思うのは、冬越しをする植物たち。

丈の高い草花は、まず間違いなく枯れてしまいますが、根で冬越しをするもの、種で冬眠するもの、地面に張り付くようなロゼット葉で寒さをやり過ごすもの、不凍液代わりに糖類などをたっぷりと葉に注入するものなど、など。

その多様性には、無神論者でも、思わず「造化の神様」を頭の中に思い描いてしまいます。

霜は時折、芸術的才能を発揮するものです。
何の変哲もないカラスノエンドウの葉などが、太陽光線の届く前のほんのひと時だけ、フリルを付けた洋服を着て、おすましをしているのですから。

日没の頃も捨てがたいものです。

寒風に穂の大部分を飛ばされ、役に立たなくなった箒のように情けない姿になっても、西に傾いた太陽の応援を受けたススキたちは、スポットライトを浴びて大団円の舞いを披露してくれています。

大岳山の西の肩に沈み込んだ夕陽は、強い風にあおられ千切れ千切れになった雲を、山の影から黄金色に染めあげて、今日の仕事を終えました。

東の空には、月齢14日のお月さま。



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右の写真

さん

セピア色に加工したかのような色ですね。
夕陽でこんな色に?
遠くの雲もハートに見えました。
素晴らしいですね。

2014/12/06 09:01:03

いいですね〜♪

ミルフィーユさん

おはようございます。
霜に縁取られたカラスのエンドウの葉っぱの可愛いこと!
私も無神論者ですが、同じく、こういう時だけは神の采配を感じます。

西日を浴びたススキの写真も良いですね〜
初冬の雰囲気が出ています。

2014/12/06 07:45:59

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