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たかが一人、されど一人

東京散歩 

2014年12月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日のは雨だったが、今日は朝から快晴。都心は紅葉真っ盛り、もみじやナナカマドのの朱色は少ないが、銀杏の黄色は見事である。昼時に永田町の国会図書館から憲政記念館公園を抜けて皇居内堀沿いに散歩をしたが、お年寄りが大勢歩いていて、お巡りさんも大勢出て交通整理に当たっていた。昼休みのマラソンランナーにとっては迷惑だったかもしれぬが、皇居乾通り開放で押しかけた皇居紅葉狩りの人混みである。中に交じって紅葉狩りも悪くないと思ったりしたが、余りの人出なので参加はしないことにした。帰りに立ち寄った友人に聞くと、憲政記念館は幕末には彦根藩の上屋敷となり、大老井伊直弼もここに住んでいたとのこと。水戸浪士の襲撃で命を落とした桜田門までは、直線距離にすれば600mと教えてもらったが、確かに目と鼻の先である。高低差が多分10メートル以上あるのではなかろうか。公園内は永田町からお堀を眺めながら降る快適な散歩道になっている。東京には所々にこんな公園があるのも嬉しいが、皇居周辺を散歩して改めて思うのは都心の清潔さ。この辺は昔から、と言っても知っているのは昭和34年以降のことだが、薄汚くはなかった場所ではある。しかし約半世紀前、この皇居前の芝生の上で昼飯を食ったりしていた頃は、未だホームレスも沢山たむろしていたし、周りに都電は走るわ、空には電線が蜘蛛の巣状になっていた。周りのビルだって灰色がかった印象である。それが今や、汚れを全く感じさせず、夾雑物が一切見当たらない。皇居にしても公園や街路樹にしても、遠くに映える丸の内のスカイラインにしてもだ、やや人工的な嫌いはあるが、見事なまでに空のブルーと調和している。最近は豊島区内のメインストリートでも電線の地中化がかなり進んで、空中が片付いている通りがかなり増えてきたように思う。街路の落ち葉清掃もかなりこまめにされているので、落ち葉の汚れも目立たない。外国の事情は詳しくないが、この清潔感は世界に冠たるものだろうと思う。清潔であるばかりではなくて、安心安全でもあろう。中国にしてもアメリカにしても、一人でタクシーに乗ることさえ少し緊張したことを思うと、日本は安全度も世界に誇って良いかもしれぬ。そこに来てこの円安と来れば、中国や韓国からの観光客が増えるのも分からぬではない。永田町の政治にはうんざりだが、千代田区から中央区への美観を満喫した1日だった。

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