自販機這い回り男

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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

2014年11月27日ナビトモブログ記事
テーマ：徒然なるままに

昨日、今日と放送大学大宮学習センターの図書室で勉強。

大宮学習センターは、文京学習センターとは違い、勉強に適した机の数が１０にも満たない環境。

昨日は、幸い空いていましたが、今日は、昨日より早く家を出たにもかかわらず満席。
仕方なく、勉強には不向きの図書閲覧机で時間をつぶしていたら、幸い、午後になって一席空きました。

図書室は、やはり、集中できますね。
数日はかかると思っていたレポートは、昨日のうちに完了。
検定試験の勉強も、そこそこ進みました。

レポートは家に帰ってから、ネットで提出。
驚いたことに、答えの入力を完成させ、確定ボタンを押した途端に、正誤が判明するんですよ。

その昔、締め切り間際男の私は、千葉にある放送大学本部まで、往復５時間かけて、締切直前にレポートを出しに行ったものでした。
そのたびに、「次回こそは、締切よりずっと前に提出しよう！」と固い決心をしたものです。

ところが、困ったことに、この決意、安定なヘリウムと違い、水素みたいに不安定なんですよね。数日で、他の元素（ナマケニウムや眠素など）と化合してしまうため、結局は、ず～っと同じことを繰り返してきました。

昔日の感があります。ネットでのレポート提出、便利この上なし。

便利過ぎるかもしれません。このままでは、ますます締切直前まで行動を起こさないようになり、人呼んで、姓は「締切」、名は「まぢか」と呼ばれるようになったらどうしましょう？

シニア・ナビも一度退会して、次は、「締切まぢか」のニックネームで再登場かぁ、それはそれで面倒です。

やはり、ことは計画的に運ぶべきですね。

罰が当たったのか、帰りの大宮駅ホームで、こんな目に遭いました。

喉の渇きをいやすために、自販機から、温かい飲み物を購入することに。

こちらも、スイカを使えば、現金不要。ほんと、便利な世の中です。

あれ？　あれれ？　缶が出てこない。褒めた拍子にこのざまです。

取り出し口を探ってみても、缶は無し。

スイカをちゃんとタッチしなかったのかなあ。でも、確か、ピッという音が聞こえたよなぁ。

もう一度、取り出し口をかさこそ。

やっぱり、なし。

どこかに詰まっているのかも。

諦めるという選択肢もありますが、なんか、すっきりしません。こうなったら、自販機と最後まで格闘するしかありません。

膝をつき、地上すれすれのところに設置されている取り出し口を覗き込み、さらには、手を差し込んで、あっちを探り、こっちを探り。

案の定、周りの人たちの疑惑一杯の視線を集め始めたのを、私、肌で感じます。それはそれは冷ややかで、寒かった昨日なら、風邪をひいてしまうところ。

「何なの、あのオジ。きっと、自販機の下に落ちているお金をかき集めているのね。さもしいこと！」
心の中のうわさ話まで聞こえてしまいます。

スマホで動画を撮影され、それを世界中に発信されたら、とんだ笑いものです。
確かに写したくなる光景。発表したくなる奇妙奇天烈。

「ええい、もうやめた！」と思ったのと、手の先が缶に触れたのが同時でした。こんな所で缶にさわるなんて、本当に癇に障る話ではないですか。

手の先でぐいぐい押したら、やっと転がり出てきました。

いやあ、重労働の後の一杯は、美味しい！

などと暢気なことは言っておられません。

ベンダーに電話をかけ、私らしからぬ極めてソフトなタッチで、
「たまたまかもしれませんが、もし故障だと後の方が困るので、とりあえずお電話いたしました。」
とだけはお伝えしておきました。

まさか、「自販機這い回り男」なんてタイトルで、私がユーチューブで有名になどなっていないでしょうね。
（付け加えるまでもないと思いますが、「自販機這い回り男」として有名になりたいわけではございません。）