メニュー
最新の記事
テーマ
- koyampiの動物王国 ( 5 )
- koyampiの植物あれこれ ( 84 )
- koyampiの通信教育・悪戦苦闘編 ( 8 )
- koyampi昆虫記 ( 18 )
- koyampi流・川越グルメ ( 10 )
- 国内旅行・ウォーキング ( 113 )
- 川越こぼれ話 ( 10 )
- 川越周辺の鉄道、ないしょ話 ( 12 )
- 徒然なるままに ( 231 )
- 海外旅行 ( 26 )
- 自治会てんやわんやの記 ( 4 )
- 蓼科ところどころ ( 9 )
- 資格試験・検定試験 ( 21 )
- テーマ無し ( 1088 )
カレンダー
月別
- 2023年04 月( 1 )
- 2021年06 月( 29 )
- 2020年09 月( 3 )
- 2020年08 月( 31 )
- 2020年07 月( 31 )
- 2020年06 月( 31 )
- 2020年05 月( 34 )
- 2020年04 月( 30 )
- 2020年03 月( 31 )
- 2020年02 月( 29 )
- 2020年01 月( 31 )
- 2019年12 月( 32 )
- 2019年11 月( 31 )
- 2019年10 月( 39 )
- 2019年09 月( 42 )
- 2019年08 月( 39 )
- 2019年07 月( 34 )
- 2019年06 月( 32 )
- 2019年05 月( 35 )
- 2019年04 月( 31 )
- 2019年03 月( 32 )
- 2019年02 月( 28 )
- 2019年01 月( 31 )
- 2018年12 月( 38 )
- 2018年11 月( 34 )
- 2018年10 月( 32 )
- 2018年09 月( 33 )
- 2018年08 月( 38 )
- 2018年07 月( 31 )
- 2018年06 月( 35 )
- 2018年05 月( 35 )
- 2018年04 月( 50 )
- 2018年03 月( 58 )
- 2018年02 月( 50 )
- 2016年04 月( 2 )
- 2015年01 月( 1 )
- 2014年12 月( 28 )
- 2014年11 月( 32 )
- 2014年10 月( 25 )
- 2014年09 月( 33 )
- 2014年08 月( 7 )
- 2014年03 月( 12 )
- 2014年02 月( 17 )
- 2014年01 月( 30 )
- 2013年12 月( 34 )
- 2013年11 月( 46 )
- 2013年10 月( 30 )
- 2013年09 月( 26 )
- 2013年06 月( 33 )
- 2013年05 月( 35 )
- 2013年04 月( 29 )
- 2013年03 月( 34 )
- 2013年02 月( 36 )
- 2013年01 月( 28 )
「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ
アオスジアゲハの羽化・・・旅行中でした
2014年11月08日
テーマ:koyampi昆虫記
今回の旅行に行く前、アオスジアゲハの蛹は、多分、私たちが出発した後に羽化するだろう、そのようにブログに書きました。
11月2日に川越に帰着し、まず確認したのは、アオスジアゲハの蛹の様子でした。
特に、自転車にくっついていた方は、私が自転車に乗るたびに、クルクル回っていたために、羽化できなかったのではないかなどと、旅行中も随分気になっていたんです。
そこで、まずは、自転車の方を確認。
やったあ、無事に羽化してくれていました。クルクル回転している頃は、蛹の中で、おそらく体がどろどろに溶けていて、まだ、成蝶の形になる前だったんでしょうね。
今頃は、「えへへへ、俺ぁ、サイクリストだったんだぜぇ。」などと、他の蝶々に自慢しているかもしれません。
続いて、ミルク箱に引っ付いた蛹を確認。
ばんざあい、こちらも成蝶になって飛び立っていったようです。
この子たちの役目は、次の世代の卵を産むこと。
卵から孵った幼虫は、晩秋から初冬の冷え込みの中、クスノキの乏しくなった若葉を探し探し食べて大きくなり、蛹になって、その後は、春までじっと厳しい冬を耐えることになります。
ところで、抜け殻となった蛹を観察していたら、ものすごいことが分かりました。
(私が「分かった」だけで、その道の専門家には、当たり前のことなんでしょうが。)
私は、ミルク箱や自転車に、直接、お尻の部分の一点のみで引っ付いている、そう思っていたのですが、ミルク箱の方を剥がしてみたら、全然違いました。
まずは、平面にたっぷりと薄い膜を張り付けて、容易にはがれないように入念な下ごしらえをしていたんですね。
写真の薄い膜状のものがそれ。オブラートのようでもあり、絹織物のようにも見えます。かなり丈夫です。
その薄い膜に、まず、お尻の部分をしっかりと固定し、さらに、ハンモック上になるように、頭の後ろに細い糸を掛けているのです。実に念入りだったんですね。
あれぇ、びっくり。
「えっ? 何が、何が?」
単に頭の後ろに糸を回しているだけだと思っていたら、これが大違いだったんです。
蛹は、クスノキの葉の裏にそっくりの形をしていますが、その葉脈に当たる部分を、よ〜く見てください。
驚き! 糸を2か所で蛹の内側に通していたんです。
針で縫ったみたいに!
頭の後ろに糸を回すだけでも曲芸だと思っていたのに、もっとすごい芸当をしでかしていたことに、魂消てしまったkoyampiなのでした。
コメントをするにはログインが必要です