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のびたの日記

石巻被災者の方も見えた下町のうたごえ 

2014年10月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昨日は前日の予報は夕方から雨だったが 朝から雨が降っていた
私は晴れ男 90回以上 この下町のうたごえ開催しているが 雨の日は少なかった
添乗員時代も 雨が少なく 降っていても最寄地は止むことが数多かった
 
そろそろパワーが低下しているのか たまに個人で行くツアーでも雨が降る日がある
そんな雨の中でも うたごえのファンは 続々と現れ70名近い方が来てくれた
嬉しいことである 皆さんも雨の日 家にいるよりも歌っている方が良いのよと言ってくれる
 

 
相変わらず 元気のよい そして若さが溢れる歌声で歌ってくれる
私も好きなピアノ それもグランドピアノ リズムに乗って弾く
出だしは童謡唱歌を何曲かピックアップして歌って貰う
 
可愛い歌 懐かしい歌 こう言う歌は心が洗われるね
童心に帰ったり 若やいだり とても爽やかな気持ちにさせてくれる
皆さんも その感じを ここに置いて行かないで 必ず家まで持って行くのですよ お持ち帰りです!
 
青春の歌 抒情歌 心を打つ懐メロなどが主で 私が選んだリストは500曲近い
この中からリクエストに応え 皆で歌う 
すきな歌 好きなピアノ そして大切な仲間とも思える皆さんが居る 楽しい2時間で有る
 

 
初めての方が何名か見えたが 石巻の被災者の方がお見えになった
もう一人のお友達に誘われてだが その友達は何回か来ているが女川の方である
聴けば あの津波で家が流され 縁があって 江東区に住まわれていると言う
 
あまり詳しく聴けば 哀しい想い出を誘うだけなので それ以上は聞かない
彼女も こんな歌が歌える場所があったらと心で思っていたそうだ
そして 穏やかに笑顔を浮かべながら 歌を歌っていた
 

 
北国の春 この歌がリクエストされた時に 私が少し背景を語る
この歌詞のサビに あの故郷へかえろうかな という言葉がある
これを聴いて 当時の被災者の方たちは どんなに辛い思いを連想しただろうか
 
原発の被災者も含めて 家があるのに帰れない 家が流されて帰れない
ふるさとに後ろ髪をひかれながら 仮の住まいで暮らしを続ける
あるいは 苦渋の決断で ふるさとを棄て 異郷の地にある方も居る
 
私たちも 当初 この歌を歌うのに少しためらいがあった
それでも そんな中から現地の方たちが歌に寄って希望を見出し癒されている 励ましあう
やがて 皆さんが歌うようになった
 
それは以前のヒットした時代の北国の春とは違う
明らかに 被災者の方たちが 元の状態に戻らなくても いつか笑顔になれる日が来て欲しい
そして 心の中で本当の笑顔でこの歌を歌って欲しいと切なる想いを込めて歌っているのだ
 
あの東日本大震災の日から2.3日して 私も緊急支援の中に加わった
以前のサイトで ブログの閲覧数がトップで有ったから 緊急の呼びかけを依頼された
いのちを救う食料 水 まだ寒いのので衣料も緊急に送る
 
すぐに寸断された過疎の村や島がらの要請が入って来る 寄付などでは間に合わない
緊急輸送を依頼する 現地のボランティァが管轄しているので 軋轢も生じる
必死になって取り組んでいた方の 苦悩がやがて空振りしたり荒んでも来たものである
 
すこし 落ち着いた頃 私もそのサイトを止めた 初めてブログを書いたサイト 心残りはあった
今でも数名の方が 下町のうたごえに来てくれるし コメントを入れてくれるのが嬉しい
被災地のこと 被災者のこと 風化せぬように 私たちが出来ることで支援を続けたいものである
 

 
勿論 お金の寄付も良いし 現地の産物の購入も良い 現地へのツアーも大切な支援だ
東日本への旅行は 遊びで遠慮する方も居るが 現地の雇用にもつながる
土産を買い 交通機関にも乗る 食事をする ホテルには農産物も納入されている
 
心だけで何もできないのと言う方も居る それでも十分である
その気持ちが大切なのだ
出来る方が 出来る範囲内で 無理なく続けるのが支援の活動である
 
元気で歌えるって良いね
何時までも 一緒に歌い続けよう
私の心の恋人 いえ 心の仲間たちの皆さん!
 
  最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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