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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別 

2014年09月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日の映画紹介は
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」。
BSジャパンで2014年9月27日(土)18:54〜の放送。

主役の寅さんは1996年8月に死去していますが
シリーズのあまりの人気に死せる寅さん、
映画で甦ると言ったところでしょうね。

過去の亡霊ならぬ、過去の人気作より
監督が特に好きな作品を選んで作った作品。
タイトルになっている
25作目『寅次郎ハイビスカスの花』だけでなく、
15作目『寅次郎相合い傘』、
11作目『寅次郎忘れな草』、
の三作品より構成されています。

キャッチコピーは
”おじさん、今頃どこを旅してるんだろう…”。

セールスマンとして日本各地を飛び回っている満男は、
最近、同じ旅の空の下にいる伯父の
寅さんのことをよく思い出していた。
(あの世を旅している寅さんなのに、
 まだ生きている設定ですね)。

寅さんが生き返るシーンは満男が
”伯父さんはどうしているのだろう”と思っている時、
電車を待っていると寅さんが反対側のホームに現れ,
列車越しに何やら語りかける寅さん。
合成が完全ではないので、通過する列車の窓越しに
したのでしょうが、結果的に幻の寅さんになっていて
良かったです。

満男は特にリリーのことを思い出す。

数多くのマドンナが登場していますが、
やはり、何と言っても寅さんと息が合っていたのは
リリーでした。リリーが寅さんと
結婚する決心をしたシーンは忘れられないですね。

リリーがアパートを借りたので
「くるまや」を出るという時。

さくら:”実はねぇ〜、これぇ〜、
    あの、ほんとに冗談だから、怒っちゃやょ〜”
リリー:”分かったから、早く言って”
さくら:”じゃ言うけどね、リリーさんがね、
   お兄ちゃんの奥さんになってくれたら
   どんなに素敵だろうなあって”
さくら:”ねえ…、冗談よ。これ本当に冗談よ”
博:”はっ、気にしないで下さい。夢みたいなことを
   二人で話していただけですから〜”
リリー:”いいわよ”
さくら:”えっ?”
リリー:”私みたいな女でよかったら”
さくら:”あの、いいって”
さくら:”まさかお兄ちゃんの奥さんに
    なってもいいってことじゃ〜”
リリー”そう…”
博:”本当ですか!” 

さぁ〜、寅さんどうする?

寅さんの映画がこれほど長く続いたのも、
寅さんが日本人の心を代表していて、
見る人はいいも悪いも自分の人生を
重ねて見るからでしょうね。
寅さんは永遠に私たちの心の中に生きているようです。



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