蕎麦屋ではポイント券をそっと出し

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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

2014年08月31日ナビトモブログ記事
テーマ：徒然なるままに

講習や自習で通いなれた池袋、もう、そうそう毎日来ることはなくなりそうです。定期券も数日前に切れました。

今日は、池袋駅の近くで、ある講演に参加しました。今後進むべき方向について、良き道筋を示していただけたように思っています。

講演に出席する前、時々お蕎麦をいただいていた浅野屋さんに立ち寄りました。駅近くの小さなビルの、しかも地下にある、まさに隠れた名店です。蕎麦も、酒の肴も、そして、ヴァリエーション豊富な日本酒も、とても、とてもおいしいお店。

受験予備校の自習室に通っていた頃、時々、お邪魔をしては、薫り高い蕎麦を堪能してきたものです。
レシートの一部がポイント券になっていて、１０枚貯まるともりそばがサービスになるという、そこまでしなくても、とってもおいしい店なのに、泣かせるサービスをしてくれています。

とっくに１０枚貯まっていたのですが、８月中は、お昼を受験予備校内で軽く済ましていたので、なかなか、ポイント券を使うチャンスがありませんでした。

なにせ、例の光沢のあるレシートなので、時の流れとともに、字が薄れ、最後は真っ黒になってしまい、何が書いてあるかわからなくなってしまいます。
今後、もしかしたら、そうそうは池袋に来る機会がなくなるかもしれません。ポイント券を利用する絶好のチャンスです。

ところが・・・
ポイント券を使って食事をするのは、タダ食いみたいで、どうも気が引けるという、およそ、日ごろのkoyampiらしからぬ遠慮があって、なかなか使う機会がありませんでした。

今日は、まさに意を決して（そんな必死な決意、いりません。）券を使うことに。

お店の方に、おずおずと、「お昼時のお忙しい時間に、ポイント券を使うなんて申し訳ありません。それに、昔のポイント券なんかは、字が読めないほど真黒なんですけど・・・すみませんです。」ペコペコ。

お店の方は、ソプラノの透きとおる声で、
「まったく問題ありませんですよ。７００円分お引きしますので、もりそば以外でも、お好きにご注文ください。」

えっ、もりそばじゃなくてもいいんだ。知りませんでした。前回にポイント券を使用した際は、そのようなシステムを知らずに、もりそばを食べただけでした。

「あの時は、すぐお腹が空いちゃったなあ。少なくとも大盛りにすればよかったんだけどなあ。」
（余計なことを思い出してしまいました。）

もりそばを０円で食べようという心づもりだったのが、急遽変更することになりました。７００円プラスαの贅沢にわくわくのkoyampi。

五円玉大の穴が百個、合計５００円分ぐらい、ずらり並んでメニューに開くのではないか、店員さんが本気でそう心配するほどメニューをジィ～ッと眺めまわした結果（幸い、眼力が弱いのか、穴は開きませんでしたが）、今まで食べたことのない「イカ天もりそば」を注文いたしました。

待つこと暫し、相変わらず香り豊かな蕎麦に添えられたいたのは、想像以上の量の天ぷら。白身の魚の天ぷらや野菜の天ぷらまで付いているではありませんか。

明らかにカロリーオーバー。

だからこそと言うべきか、う、うまい。衣はサクッ、身は程よい弾力、おいしいっ！

おかげさまで、満腹となり、食後、眠くて眠くてたまりませんでした。

※　余計な一言

某国家試験では、数年前、当該資格を所持し業務を遂行するための能力を問う試験とは思えない「意地悪問題」が出て、ちょっとした騒ぎになったことがあります。

その答えが、「十円玉大」。
（まるで、問題の制作に情熱を込めていない三流クイズ番組並みだったので、今でも悪評紛々です。私も、ぷんぷん。）
上の文章の中に「五円玉大」が登場するあたり、まだまだ、某国家試験お受験の呪縛から逃れきれていないkoyampiなのであります。