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2014年07月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 出版業界の今(文芸春秋社長)
 
 東京都市大学渋谷サテライト・オフィスで開催されてた社会人講座「メディア論」に参加してきました。この社会人講座は元NHK社会記者の小俣さんが主催するもので、講師がメディア関係の方なのでなかなか参考になります。
 
 昨日の講師は文芸春秋社の松井清人社長。月刊文芸春秋、週刊文春他各種の出版物を手掛ける。コミックには手を出していない比較的硬派の出版社。講師は論説委員等を歴任現在同社社長。話もお上手で、デジタル化の波に揺られる出版業界の今を知る良い機会となりました。
 
 米国にはもはや町の本屋さんが存在しなくなっている、日本でも例えば文芸春秋のような週刊誌は昔はキオスクで売られていたが、現在は大半がコンビニ経由で売られている、週刊誌の販売はどんどん落ち込み、昔は大手は60万部と言われていたが今は30万部発行されているものも数紙にとどまる、電子図書の販売は大幅に増えている、日本では著作権の問題が解決されていない、等大変参考になる話でした。若者の本離れはひどい状況で学生で年間1冊以上本を読む人は半数以下。本離れの原因はスマート・フォンで電車の中でも10人の内、7人はスマホを利用、読書する人は1−2人、しかも漫画本が大半。あとは寝ている。
 
 確かにスマホは情報端末としては便利で、大半のほしい情報は検索可能。但し、情報の裏に「人」が見えない。文春は「人」にフォーカスして記事を書き、取材をしてきた。今なお他紙には見られないスクープネタを記事にしてきたとのこと。出版業界はこれからも激動の時代を迎えるが、マーケットが縮小しても生き残りには自信を持っているとのこと。私は昔から週刊誌は購入しない派で、週刊誌の情報は電車の中刷り広告で見る程度。漫画本は一切読まない。最近は目が悪くなったので読書量は少なくなったが、月刊文芸春秋は愛読者です。それでも最近の文芸春秋を見ていると本当に読みたい記事は少ないのが気になります。日々是好日。

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