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のびたの日記

シーボルトと紫陽花 お滝さんへの愛 

2014年06月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



四国の宇和島辺り バスガイドさんから意外な話を聞いて感銘したものである
紫陽花は日本が原種であり ガク紫陽花がそれであった
これをドイツ人医学者のシーボルトが国に持ち帰り新たに改良して逆輸入された
 

 
西洋アジサイであり 今ではさらに改良がされ 多くの品種を見ることが出来る
シーボルトは日本の鎖国時代 長崎の出島でオランダ商館に勤めていた
そこで 日本人の楠本瀧と知り合い結婚して やがて娘イネができた
 
楠本瀧=お滝さんは由緒ある家の出だが 落ちぶれて遊女に身を落としていた
しかし 勝気で凛としている性格に シーボルトが惹きつけられたのだろう
家族3人が平和に出島で生活をしている時 シーボルト事件が起きる
 
彼が国に帰ったりするときに 日本の地図などを持ち出したことがスパイとされた
そして家族と別れさせられ 国外追放でドイツに帰った 係わった日本人は処刑された
シーボルトは 紫陽花の原種を持ち出し 改良をして新種を発表した
 

 
新種の学名に 愛するお瀧さんの名前を取って おだくさ と命名した
以後 紫陽花は逆に日本に輸入され 多くの改良も加え 現在私たちが見ている
娘 イネは3歳で別れた父を偲んでか 医学を目指すようになった
 
宇和島に住むシーボルトの一番弟子 二宮敬作が成長したイネを引き取った
やがて イネの医師への希望を満たそうと 岡山の知人の医師に預ける
しかし イネはその知人に犯され子供をはらんで去るが 立派な医師となった
 
のちに日本最初の産科医師までなって 明治天皇の若宮誕生にも立ち会った
作家 司馬遼太郎の小説 花押(かしん)には このイネが準主役で登場する
シーボルトと長崎 イネと宇和島 紫陽花を見ると過ぎし現実が浮かんでくる
 

写真は川口・道の駅にて
 
          最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m



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