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のびたの日記

津軽海峡冬景色の歌に寄せて 

2014年06月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



介護施設での歌の時間では ある程度 曲の選択にも幅が狭い
先ずは 誰でもが知っている曲であること みんなで歌えるものであること
これを優先すると 童謡唱歌 懐メロの範囲になる 
 
演奏も どちらかと言うと普通のうたごえの時よりは 幾分ゆっくりと弾く
あまりテクニックは入れずに はっきりとリズムを強調する
まわりが大きな声で歌うと 自信の無い方 ひっこみ勝ちの方も歌うようになる
 
最近 津軽海峡冬景色も取り上げる 施設では難しそうであったが意外に歌える
少し哀調を帯びた歌だが 大ヒットした曲は 皆さんの脳裏に刻まれているのだろう
さよならあなた 私は帰ります・・・二人の仲が破局して 北海道に帰るのだろうか
 
北へ帰る人の群れは誰も無口で 海鳴りだけを聴いている・・・
厳しい冬の寒さに耐えて生きる 北海道の方たちの 強さと哀しさか
そう言えば 北海道の方たちは 本州以南を内地と呼ぶ

青函連絡船の時代 洞爺丸の沈没事故がある前は 鉄道客車も載せていた
私の姉が上野駅から旅立つ時 母と一緒に見送りに行った
長距離列車の出発する一番はずれのホームに 札幌行きの行き先表示があった
 
私も何度か旅行するときに 夜行列車に乗った 青森行き寝台に座席車もあった
急行 十和田 津軽などがあり 津軽は福島から奥羽線廻りである
朝 早い時間に青森駅に着くと 桟橋までの長い距離をみんな早足で黙々と歩む

 
長い時間 列車に揺られ 少し寝不足の眼で 連絡船の甲板に立つ
寒さが襲う眼の遠くに竜飛岬辺りが 霞んで見える
まさに 海峡を渡る こんな感じが他の旅にない感傷が身を包む
 
函館港に着くと 同じように待機している 札幌方面の列車に乗客が行く
広い北海道のどこに向かうのだろう
学生時代の旅は 普通の旅よりはるかに遠くへ来たと言う思いがあった
 
当時の一人旅は 宿泊にも敬遠された 二人一室の方が効率は良い
それよりも自殺でもされては困る そんな受け取り方だろうか
積丹野岬近くで宿を頼むと 空室が目立ちそうなのに予約で満杯と断られた
 
青森側の竜飛岬に行く時は 青森からローカル線を乗り継いで三厩駅に着く
ここから小高い山が海に落ちるわずかな隙間を縫って バスが行く
岬は小高い丘の上 いつ訪れても風が強い 晴れていれば北海道が見える
 
歌の背景 想い出が蘇ってくる
おりしも現在激しい雨と 大きな雷鳴が轟いている ものすごい音と光だ
ブログが自然に北に向かってしまう 
 
今日も介護施設に行く
いつもの踊りのメンバーと一緒だから 気楽に皆さんと笑顔の輪になれる
歌は良いものだ 歌っている時 みんな穏やかな表情になっている
 
           最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m



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