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龍野城  

2014年06月08日 外部ブログ記事
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       龍野城
鶏籠山(けいろうさん)の山城と山麓の平山城とのニ期に分かれます。
山城は約500年前赤松村秀(あかまつむらひで)により築かれ、その後蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)木下勝俊(きのしたかつとし)・小出吉秀(こいでよしひで)らが石垣による改修を行いました。
 
現在の平山城は寛文(かんぶん)12年に信州飯田から脇坂安政公(わきざかやすまさこう)が移って築城したとされています。
 
心のふるさと龍野の象徴として、本丸御殿(ほんまるごてん)、白亜(はくあ)の城壁、多聞櫓(たもんやぐら)、埋門(うづみもん)、隅櫓(すみやぐら)などを復元しています。
 
   脇坂安治(わきさか やすはる)
天正十一年(1583)、賤ヶ岳の戦いで活躍し、賤ヶ岳の七本槍の1人に数えられその戦功により山城国に3,000石を与えられた小牧長久手の戦いでは伊勢、伊賀方面で伊賀上野城を攻略するなどの手柄をあげ、天正十三年(1585)5月秀吉より摂津国に1万石を与えられた。8月に大和国高取で2万石、10月には淡路国洲本で3万石を与えら半年で三倍の身上となりました。
 
関ヶ原以後、徳川家康に仕え、のち伊予大洲五万三千石の領主となり大坂の陣で豊臣家が滅んでのち、致仕を願い出て許され、家督は嫡男の安元が継承しました。
 
安治の血筋は、嫡男安元に子が無く、老中堀田正盛の子を養子に迎えて継がせましたので、三代で途絶えました。
 
老中堀田正盛の次男・脇坂安政は信濃国飯田に転じ、寛文十二年(1672)飯田から播磨龍野藩(揖東・揖西・三木の三郡)五万一千石へ転封となりました。
 
天和三年(1683)安政は実家が譜代大名の堀田家であることを理由として、脇坂家を外様から譜代へと扱いを変えてもらうよう幕府に申請し、許しを得た上で江戸城での伺候席が譜代の帝鑑間詰となり、外様から「願譜代」となりました。
貞享(じょうきょう)元年(1686)安照に家督を譲り、隠居して如水と号しました。
 
安照は忠臣蔵の映画やドラマに浅野内匠頭を庇う先輩大名として必ず出てきます。
大紋の家紋を汚すと吉良上野介を怒るシーンも見られますが、譜代とはいえ官位が2.3上の吉良を怒鳴りつけるのは無理だったでしょう。
 
             埋門

 

        埋門を入り御殿を見る

             埋門

          多門櫓と御殿

             資料館

          資料館は充実しています。
  これが脇坂家の旗指物の貂(てん)の皮

    貂の尾を 輪違いに振る 関ヶ原
関ヶ原の戦いで小早川秀秋の裏切りに呼応して、さっきまで味方だった、大谷刑部隊を攻撃したことを皮肉って作られた川柳です。
とはいえ最初から家康と通じ当初からの味方と見なされ、戦後に家康から所領を安堵されました。
         輪違い紋 

           秀吉朱印状など

             館 内

 
 
 
 
 
 
 
 
           豊富な展示品

 
 
 
 
 
 
 
 
 

          御殿と鶏籠山(けいろうさん)

             御殿

 

御殿内
譜代の名門・堀田家の血が入った脇坂家は
龍野脇坂家10代脇坂 安董(わきさか やすただ)
願い譜代では異例ながら寛政三年(1791)に寺社奉行に登用されました。            「谷中延命院一件」と言われる大奥女中を巻き込んだ女犯スキャンダル事件をあばき日潤ら破戒坊主を死刑に処しました。              
安董はこれで一気に名を馳せますが自身の妾のことで讒言にあい失脚、寺社奉行を辞任しました。  
 
しかし16年後文政十二年(1829)に将軍家斉のお声がかりで再び寺社奉行に起用され、あいも変わらず醜聞まみれの寺社関係者は安董再登場に震え上りました。                       
「また出たと 坊主びっくり 貂の皮」という川柳が残されています。              
安董は天保八年(1837)に老中に出世しています       上段の間と下段の間       

   老中・寺社奉行時代の豪華さを再現 

 
 隅櫓


 

鍜坂(しころざかもん)門



鍜坂(しころざかもん)門から下る道


    鶏籠山(けいろうさん)と隅櫓

          隅櫓

         

 

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