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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 

2014年05月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

「照れ隠し ボケたふりして 手をつなぐ」。
60歳から第二の人生を川柳にまとめた
「還暦川柳」が共感を呼んでいるらしい。
本屋で手に取って見てください。

今日の映画紹介は「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」。
BSジャパンで2014年5月17日(土)18:45〜放送

寅さんが例のごとく恋の指南役を買って出る、
シリーズ30作目。

キャッチコピーは
”もう一度言うぜ! 
 女の口説き方ってぇ〜のは
 経験がモノを言うのよ。”

大分県湯平温泉の宿。
寅さん、ここで動物園で飼育係をしている
三郎(沢田研二)と出会う。

彼は昔この宿で働いていた母が亡くなり
納骨に来たという。
寅さん、彼女の法事をしてあげようと一肌脱ぐ。

たまたま同宿だったデパートガールの
螢子(田中裕子)たちも焼香して知り合い、
翌日、皆でドライブを楽しむ。

三郎は螢子に一目惚れして、
別れ際に三郎に告白されるが断る。
理由は、三郎が「あんまり二枚目」だったから…。

トラヤに戻って、三郎は諦めきれずに
寅さんに螢子の気持ちを聞いてくれと頼む。

戻って来た寅さんと三郎の会話が笑えますね。

寅:”諦めなよ、気の毒だけど…”
三郎:”理由はなんですか?”
寅:”理由?理由聞きたいのか?”
三郎:”はい”
寅:”おまえがあんまり二枚目だから”

三郎:”寅さん、男は顔ですか?”
寅:”そうじゃないの?”
三郎:”そんなバカな!”

おばちゃん:
  ”なんだかしらないけどおやめよ。
寅ちゃんに人の顔のことなんか言えるわけないだろ”

寅:”おばちゃんは黙ってろよ、男通しの話なんだ”

三郎:”寅さん、寅さんは恋をしたことありますか?”
寅:”おい、こら、おまえ誰に聞いてるんだ、
  『恋をしたことがありますか』よく言うよおまえ。
   俺から恋を取ってしまったら何が残るんだ。
  三度三度飯を食って 屁をこいて糞をたれる機械。
   つまりは造糞機だよ。な、おいちゃん”

表現は下品だけどこれは寅さんのポリシーです。
寅さんの生き甲斐は恋をすること。
恋が成就すると、新しい恋は出来ないから
結婚しない。
そうです。これが寅さんが結婚しない理由だったんですね。

寅さん、我が想いを隠し、若い二人の恋を応援します。
二人が結ばれた後に旅に出る寅さん、

寅:”さくら…”
さくら:”なぁに〜”
寅:”やっぱり二枚目はいいなあ…、
  ちょっぴり妬けるぜ…”

んん〜、この言葉心に沁みますね。

1982年(昭和57年)制作。
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