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映画が一番!

飢餓海峡 

2014年04月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「飢餓海峡」。
BSプレミアムで2014年4月16日(水)の13:00〜の放送。

水上勉の推理小説を内田吐夢監督が映画化。
「砂の器」と並び、
日本映画の傑作と言われるだけあって
1965年(昭和40年)制作で古いですが
中身は濃い映画です。

キャッチコピーは
”三国の「業」、左の「哀切」、
伴の「執念」と
主演三人の三つ巴の運命劇。”

昭和22年9月、青函連絡船が台風のため転覆。
5百余名の犠牲者が出た。
同日、北海道岩内町の質屋一家が惨殺され、
放火されて全町を焼きつくす大火事となる。

連絡船から収容した死体は乗客名簿より2名多く、
函館警察の刑事・弓坂(伴淳三郎)は
その身元不明の死体が岩内の殺人犯3人組の
うちの2人であることを確信。

仲間を殺し奪った金を
独り占めした犬飼(三國連太郎)は
本州へと逃亡。
逃亡途中、芸者の杉戸八重(左幸子)は
一夜を共にした犬飼から金を貰う。
八重はその恩人への感謝に、
自分の切ってやった爪を肌身につけて持っていた。

弓坂の執念の追跡と犬飼の愛憎模様と
人間の奥に潜む狂気を
三國連太郎と左幸子が迫真の演技が
モノクロの画面から伝わって来ます。
監督の独特の画面は印象的です。

三國連太郎さんは昨年、4月に90歳で
亡くなっています。合掌!

音楽は冨田勲 。
味村時雄刑事役で高倉健も出演しています。

ई



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忘れた頃に

yinanさん

ハナコおばさん、今晩は〜!

昔、見た映画はほとんど覚えていませんね。
TVで放送されると新鮮な気持ちで見ている自分がいます。

世の中、全て陰と陽で出来ていて、
人間も同様、
心の中に善と悪があるのだと思ったいます。

樽見が更生事業資金を寄贈した善行が墓穴を
掘ったのも人間の性でしょうか。

2014/04/18 21:43:26

こんにちは

ハナコおばさんさん

むか〜し一度観ましたが、細かいところは忘れているので、また観てしまいました。
白黒というのは、カラーより強く感じるところがありますね。
時代背景がよく出ていて、一瞬、松本清張原作を観ているかのような感じになりました。
(松本清張ファンなので)(^^;)
人の業というのは、決して消し去ることができない宿命に似ていますよね。
これは今も昔も変わらないのでしょう。

2014/04/18 16:31:40

モノクロでも

yinanさん

風香さん、おはようございます!

白黒映画もカラーとは違った趣があります。
この映画ではW106方式とか言って、
画面が反転するシーンがありますが、
白黒でも工夫していたようです。

石川さゆりの「飢餓海峡」を
ついつい思い出します。

2014/04/18 09:54:37

観ました

さん

モノクロ映画でした。
テレビだったか、映画館だったか記憶があいまいですが、
強烈な印象でした。

2014/04/17 22:02:19

佐藤浩市

yinanさん

ばばたまさん、こんにちは〜

彼は幼少時代に父に捨てられたため
三國連太郎とは確執があったようで、
晩年にお互いに役者として認めあったようです。

三國連太郎の私生活は型破りだったようで、
彼の人生も映画の延長だったのでしょうかね。

2014/04/17 13:24:13

佐藤浩一さん

さん

最近とっても父上と似てこられました。
若い時から好きでしたが最近いぶし銀のようないい感じになられましたね。
ゆっくり見るために録画します。

2014/04/16 07:43:00

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