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雑感日記

多数派が正しいとは限らない 

2014年03月25日 外部ブログ記事
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★大阪市長選が終わって、当然だが橋下徹さんが再選された。
投票率が低いとか、マスコミはいろいろ言ってるが、いずれも評論家、コメンテーターの域を出ていないように思う。
この選挙も、大阪の都政も市政も 基本的には『大阪都構想』をどうするかと言う問題なのである。
 
         
 
そもそも、政治とか民主主義は、賛成、反対がベースで、多数決で物事は決まって行く。
それはそれでいいのだが、全く新しいことをやろうと言う場合には、なかなかムツカシイ仕組みだなとも思っている。
 
私自身は、若いころからやってきたことが殆ど『初めてのこと』ばかりで、そのどれもが『少数意見』からのスタートだったのである。
世の中で初めての改革的な発想など、最初はみんなに賛成してもらえるなど、間違いなくナイのである。 
それを説明してみても、それをちゃんと理解してくれる人の方が少数派なのである。
従って、マーケッテングの分野では、地域を限ってとか、共感する人に絞ってとかの方策で時間をかけて賛成者を集めて行くような手法が採られるのである。
そしてそれがいいものであれば、必ず世の中の流れになって、やがては主流になって行くのである。
 
★かっては全国の小さな自転車屋で売られていたバイクの販売は、
40年前カワサキが採った『特約店制度』で二輪専門店がスタートし、最初は東京、大阪、京都、愛知の4県で数少なくスタートしたのだが、現在はカワサキだけでなく、どこのメーカーも全てが立派な『二輪専門店』で扱われているのである。
新しいことの好きな私などは、今どき40年前の発想の『販売店』に頼っての二輪販売などに拘っているので、2輪の世界が広がらないのだと思っている。
現実に、旧いバイクの愛好者たちにとっては、『販売店』など何の関係もなく、むしろネットさえあれば、世界を股に想いが叶う世の中になっているのである。
だから『そんな新しいシステムを』と言ってみても、多分二輪に関わっている人たちはなかなか賛成はされないのが普通である。
 
世の中にある『業界の常識』は殆ど時代にあっていないし、その常識は普通『現状を守る』ためにある。
極端に言えば、それが『利権』なのである。
冒頭に書いた大阪の都構想に反対している政治家たちは、大阪都構想がダメなのではなくて、そんなことになったら『自らの議員の職』がなくなるから、反対しているのではないかと思ってしまう。
 
 
★私は、大阪都構想は賛成である。 
その中味をそんなに詳しく解ってはいないが、今の政治の仕組みがそんなにいいものではナイから、新しくいろんなことが新しい仕組みには仕込めるはずだと思っているからである。
 
そう言う意味では安倍さんの行き方にも賛成である。
アベノミクスなど?と思っていたが、結構上手く転がっている。
これは一つの流れになって、4月からの消費税アップもそんなに反対は少なくなったのではと思う。
 
新しい取り組みには賛成したいのだが、今回の橋下さんの一連の処し方は『慰安婦問題』以降ちょっと間違ったかな?と思ったりもする。
その辺は安倍さんの方が、世の中を上手く渡っている。
河野談話の肯定など、安倍さんの本音であるはずがナイ。
 
なにが一番やりたい大きな課題なのか?
橋下さんの場合は、大阪都構想で、慰安婦問題ではなかったはずである。
 
 
★私が現役のころからお付き合いのある服部吉伸先生は、
『通用する発想』とは正しく現状を捉え説得力があり、やがて多くの人の賛同を得られる考え方を指している。ここで『やがて』という言葉を使っているのは、正しい考え方が最初から多数派である筈がない からである。
と言われていている。
今でもその通りだと思っている。
 
 
 
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