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男はつらいよ 翔んでいる寅次郎 

2014年03月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日は春分の日、春分の日の趣旨は
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ですから、
まず、自分を慈しんで自然の生きとし生けるもの
全ての「いのち」を見つめることでしょうかね。

今日の映画紹介は「男はつらいよ 翔んでいる寅次郎」。
BSジャパンで3月22日(土)の18:54から放送されます。

「とらや」にウェディングドレスを着た花嫁が飛び込んで来る、
「男はつらいよ」シリーズ23作目。
キャッチコピーは
”式場から飛び出したって… 
上出来だよ 花婿さん どんな顔してた?”

支笏湖の旅館の若旦那(湯原昌幸)に、
襲われた入江ひとみ(桃井かおり)を助けた寅さん。
何だかんだ言って、
2人は若旦那の宿に泊まり、ひとみの悩みを聞く寅さん。

寅:”お姉ちゃんはウチはどこだ?”
ひとみ:”東京”
寅:”ほう、オレも東京だよ、葛飾柴又”
ひとみ:”ふーん、葛飾、私は田園調布”
寅:”ほう、田園地帯か。おとっちゃん百姓?”

ひとみは、小柳邦男(布施明)との披露宴の当日、
ホテルからウエディングドレスのまま逃げ出し、
「とらや」へとやってくる。

邦夫はひとみを忘れられず、柴又へやって来る。
邦夫と会った寅さん、

寅:”おい!青年!”
邦男:”僕ですか?”
寅:”元気出せよ元気。
   エー、話は聞いたよ。辛い気持ちはよく分るよ。”
邦男:”はい”
寅:”それが人生勉強ってもんだからな。”

邦男:”はい、僕も色々考えることがありました。”

寅:”そうか、それで大きく成長すればいいんだから。”
邦男:”しかし、失恋するって悲しいことですね。”
寅:”そうだよ。そのことに関しては
   オレは誰よりも詳しいからね。”
邦男:”そうですか?”

邦夫と再会したひとみは
邦夫の知らない一面を見て心を動かされ、
改めて邦夫との結婚を決意する。
そして仲人を、

ひとみ:”私たちが結婚する時はね、
   寅さんにお仲人お願いしようって…、
     邦男さんと相談してたの。”と

頼まれ、仲人を引き受けて結婚式で祝辞を述べるが
トイレで挨拶の書付を無くした寅さん、

寅:”さて!まあ、こんなところで、
   今回はわたくしの持っておりました
   虎の巻が、ま、ポトンと落ちて、
   ウンが着いたというところで
   めでたしめでたし!”

と運で閉める。

この場で邦夫が挨拶代わりに歌う、
「止まり木」は改めて聴くといい歌ですね。

♪壊れそうな優しさを僕は抱きしめ
 君のまえではいつも陽気でいたい。
 きらびやかなものに惑わされないで
 どうか僕のとこへやって来ておくれ。♪

本作はこの歌同様、
「相手の幸せを考えることが自分の幸せ。」を
テーマにしていますね。
もっともこれは寅さんのポリシーですけど。

ひとみの母親役で木暮実千代さんが出演しています。
1979年(昭和54年)制作。



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