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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

「お彼岸」を忘れ、川越ぶらり 

2014年03月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:徒然なるままに

明日はお彼岸の中日、太陽が真東から昇り、真西に沈む日ですね。

暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、今日の寒さはどうでしょう。冬が逆戻りです。

お彼岸は、来客が多いので、家を空けられません。

ところが、昨日は、例によって、アポなし・じゃがりこ君が登場したため、「家を空けてはいけない」ことを、ころっと忘れてしまいました。

どうやら、じゃがりこ一家、家族そろって北海道旅行を満喫してきたようです。
帰宅の翌日にお土産を届けに来るとは、なかなか律儀者。じゃがりこ・koyampi「膝栗毛」で、彼の意表をつく行動にどぎまぎし続けの私ですが、やはり、憎めない男です。お土産をもらったから言うわけではありませんが。

今日、我が家にお線香をあげに来た親戚の人は、どうやら、私たちが川越の街中をぶらり旅している際にも、来てくれたみたいです。もう、平身低頭。

今日、平身低頭する羽目になった川越ぶらり旅ですが、水曜日だった川越の街中は、定休日の店が多く、お気に入りの喫茶店もお休み。

目先を変え、「山崎美術館」にお邪魔しました。小さな小さな美術館ですが、明治期の日本画の大御所、橋本雅邦の作品を常時展示しています。
お菓子の亀屋さんの蔵を改造した美術館で、展示スペースも広くはなく、展示物も少なめですが、明治中期に起こった川越大火より前から建材の蔵も拝見できて、貴重な体験でした。

蔵の二階の窓近くには、なぜか、瓶が置いてあります。
「亀屋」だから、洒落で置いてある・・・のではなく、防火用だったんですね、驚きました。

近所に火が出たときは、蔵の戸を閉め、この瓶の中に入っている目土で、しっかりと目塗りをするのだそうです。
こうすることによって、酸素の供給を断ち、蔵の中が高温になっても、中にある貴重なものが自然発火するのが防げるのだとか。

川越大火の際、蔵以外の商家は、皆焼け落ちてしまったので、蔵の価値が見直され、一番街にずらりと蔵造商家が建ち並ぶようになったのです。

大火後、数年で多くの蔵造商家が再建されたらしく、当時の川越商人の富の力が、かなりのものだったことは確かなようです。

じゃがりこ君は、美術館に入った途端に、休憩スペースにおかれている亀屋のお菓子をじろじろ。お茶の用意もされています。

「あれ、食べていいのかなあ。」

早速、係の人に、ストレートな物言い、
「食べていいんすか?」

普通、展示室で雅邦の作品を満喫して出てきたお客さんに、お茶とお菓子の接待をしていると思える係の人も、入ってきたと思ったら、どっしりとくつろぐ客は、初めての経験だったのではないかと思います。

この日は、街中も空いていたため、普段はお昼頃には売り切れてしまう田中団子屋の団子も食べ、時の鐘奥の薬師神社も、静かにお参りすることができました。

【写真説明】

山崎美術館(亀屋(お菓子屋の方))の火除けの瓶

薬師神社の絵馬(目の神様として有名)



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珍しい

さん

かめもそうですが、「め」の絵馬とは。
裏返し文字も見えますが「裏目」っていいのでしょうか?

じゃがりこ君の人生のおいて、koyampiさんは大切な存在なのですね。

2014/03/20 22:35:03

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