箱根の岡田美術館に行ってきました

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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

2014年03月14日ナビトモブログ記事
テーマ：国内旅行・ウォーキング

昨日までに泊三日で箱根に行っておりました。

一日目は西高東低の気圧配置、寒くはあったのですが、空気が澄んで、大きく迫る富士山の姿に圧倒されました。

二日目は、春の陽気。小田原まで下ってみたら、梅に桜、木瓜に金縷梅と花盛り。暖流の影響を受ける地域の温かさがうらやましくなりました。

帰りの日は、大雨。お昼に寄った店では、車から店に入るまでに、かなり濡れてしまうほど。

実に変化の激しい気候の中での旅行となりました。

二日目の午前中、『深川の雪』で話題となっている岡田美術館に行ってきました。『深川の雪』の展示は４月に入ってからですが、予習を兼ねて訪問させていただきました。

昨年の末にオープンしたばかりの施設なので、設備面で、これまでの美術館とは異なるところが多く、まず、それに驚きました。

あ、その前に、入館料の高さにびっくりしたんでしたっけ。かなりお高めです、確かに。

さて、入館するとすぐに、受付がありますが、そこに、館員さんの他に、警備員までいらっしゃる。
飛行場のように、荷物はエックス線検査、人も、例のぴんぽんゲートをくぐる必要があるのです。厳重ですね、驚き。

さらに、５階まである展示室ですが、廊下とを隔てる厳重な扉があり、人が近づくと、オートでウィ～ンと開閉します。
何となく、秘密基地に潜入したかのよう。
後で扉が閉まると、「あっ、しまった。」と、ついつい思ってしまうのは私だけでしょうか。多分、そうでしょうね。

展示品は、溜め息をつくような逸品ぞろい。
中国の陶磁器の中に、吸い込まれるような魅力ある品がありました。

主な作品には、日本語、中国語、ハングル、英語による電子解説がついています。
おもしろいのは、これらの言語に加えて、「こども」の表示が。ここをクリックすると、とても易しく興味深い解説に接することができます。

もともと、個人のコレクションなので、収集の幅は限定されていますが、日本、中国、韓国の陶磁器や、日本画などに関心をお持ちの方なら、十分に楽しめると思います。

５階までくまなく見学したこともあり、かなり疲れましたが、良い作品を見せていただいたと思っています。

一昨日はとても空いていて、心置きなく鑑賞することができましたが、NHKの『日曜美術館』での紹介、新聞記事などで話題性抜群なので、『深川の雪』の展示が始まる４月以降は、混みあうんでしょうね、きっと。