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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

じゃがりこ・koyampi、近江を行く その6 

2014年03月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:国内旅行・ウォーキング

2月14日、大雪の中の近江八幡の旅は無事終了。

雪の降り積もった草津に帰ってきましたが、ホテルは駅前なので安心です。

二人とも、靴の中が濡れているので、新聞紙を丸めて中に詰めました。お昼が遅かったので、私は、夕食を食べなくてもいいかな、という気分。

でも、常に太田胃酸を飲みながら、飯をくらい、酒を牛飲し、お菓子をつまみ、ケーキを鷲掴みにするじゃがりこ君は、そうはいかないようです。

お風呂に入り(昨晩、バスルームをビシャビシャにされたので、私が先に入りました。)、私は、パソコンで過去問演習、じゃがりこ君はうたた寝。

靴も半乾きになったので、ホテルのラウンジで飲みながら軽食をとることにしました。

ところが、じゃがりこ君が、
「濡れた靴で行くのは嫌だ。」
と言うのです。

「もう、ほとんど乾いているよ。僕は、少し湿っぽくなってもいいように、昨日履いた靴下にしたから問題なし。じゃがり子も、そうしたらいいじゃないか。」

「ホテルのスリッパで行く。」

「やめてくれよ。そんなマナー違反。」

「フロントに聞いてみる。」

変な客の変な問い合わせに、フロントもビビったのか、じゃがりこ君曰く、「快諾した」とか。

一緒に行くことを躊躇した私ですが、一人で行かせると、また、何をしでかすか分かりません。仕方がないので、エレベーター内でも、たまたま乗り合わせたかのようにふるまうほか、私のとるべき防衛策はありません。エレベーターの中で話しかけてくるなよな。

このホテルの名称には、「ボストン」という単語が入っているだけに、ケネディさんの写真がたくさん展示されています。若くて、とても格好の良い大統領だったんですね。

ラウンジも、ケネディ時代の大統領執務室を模しているのだとか。

大統領執務室にスリッパで入り込むとは、じゃがりこ君のせいで、日米関係の悪化すら懸念されます。

ビールで乾杯。

オードブルをつまみながら、楽しかった旅の思い出話。

気がつくと、じゃがりこ、またまた、奇怪な行動をしています。気づかなければよかった。

フレンチポテト(かなり短いものです。)を手に取り、ケチャップを付けて口に運んだじゃがりこ、少し食べたと思ったら、食いかけを、再びケチャップの入った小さな容器に突っ込むのです。

一度や二度ではありません。何度も何度も。

「あのさあ、僕だからいいけど、女の人と会食するとき、そんなことをしたら、いっぺんに嫌われるぜ。無意識に態度に出るから、今から心がけた方がいいよ。」

犬に論語、馬の耳に風、牛に経文、柳に風。

「そう言えば、つい最近、女の人から、『あなたの食べ方、すっごく汚い。』って言われた。失礼だよな。」

60歳を過ぎた「じゃがりこ・おじ」には、陶冶性(妻が教員のため、ついつい、教育心理学系の言葉が出てきてしまいます。)など、もはや無いんでしょうか。

平然としたじゃがりこ君は、ケチャップを他のオードブルの上にてんこ盛りにし、そこから、フレンチポテトへの二度漬け三度漬けを始めました。だめだ、こりゃ。

私が、バーボンのオンザロックを注文すると、彼の目が爛々。
さっそく自分でも注文をします。

「この氷、すごいねえ。大きくて、しっかりしていて。」

ウィスキーではなく、氷が欲しかったようです。

「持って帰りたいなぁ、この氷。」

家まで持って帰りたいらしいです、本気で。

挙句の果てに、
「俺、外の店でラーメンを食いに行ってくる。」

「え、そのスリッパでか?」

「何言ってんの。靴を履いてだよ。」

さっき、靴を履くのは嫌だと言ったのはだあれ?

結局のところ、お酒の強くないじゃがりこ君は、酔っ払ってしまい、私より先に爆睡。ラーメン屋での一騒動は無しで済みました。



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あらら・・

さん

旅行先でも 勉強しているのですね。
幸せなポテト君、じゃなくてじゃがりこ君。

2014/03/10 23:34:17

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