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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ
じゃがりこ・koyampi、近江を行く その1
2014年02月21日
テーマ:国内旅行・ウォーキング
2月13日の朝、心配していたじゃがりこ君、奥様に朝早くたたき起こされたらしく、定刻には東京駅に着いておりました。
前日、連絡を入れた際は、どこかで飲んでいたらしく、すでに、へべれけ。「出発10分前に行けばいいんだろ?」などと言っていたので、大いに心配していたところですが、奥様のサポートにより、やきもきしないで済みました。
14日から雪が降るとの予報ですが、西に向かう新幹線は、進めば進むほど良い天気に。
京都から在来線で草津に戻り、宿に荷物を置いた後、どこかに出かけることにしました。宿は駅のすぐ前、便利です。幸い、早めのチェックインができたので、軽身で近江の散策ができることとなりました。
じゃがりこ君が、自転車で全国を回った際、彦根には行ったものの、彦根城がどこにあるのかが分からず(普通、分かるでしょうにねえ)行けずじまいだったとか。それが心残りだったとのことなので、この日は彦根を訪れることとなりました。
じゃがりこ君は、方向音痴の世界では金メダル級の実力の持ち主。なにせ、高速道路に自転車で入り込んでしまったことにも気づかず、涼しい顔でサイクリング。仰天した運転手さんたちの通報により、パトカー先導で一般道に連れ戻されたことすらあるんです。
じゃがりこ君によると、その際、警察官の方から、「よく自転車で入り込む人がいるんですよ。」と言われたとか。「入っちゃダメじゃないか」って言われたのが、彼の頭の中で都合よく変換されたものだと、私は思っています。
こんな彼ですから、彦根まで来て、聳え立つ彦根城が見つからないのは当たり前なのかもしれません。
お城見物の前に、馬屋と佐和口多門櫓を見学。共に重要文化財です。さすが武田騎馬軍団の流れをくむ彦根藩、馬屋の大きさが桁外れ。往時は、馬のいななきで、さぞや賑やかだったことでしょう。櫓の壁は、貫(横板)までが塗り込められていて、壁が波打つ独特の光景でした。
いよいよ、じゃがりこ君待望の彦根城。急な登り道のため、足腰の弱い方のために、竹の杖が用意されていました。
昇り始めてふと振り返ると、高速道路すら自転車で突っ走るほどの脚力の持ち主、じゃがりこ君が竹の杖を握っているではありませんか。ものに対する執着の一際強い彼のこと、「これ、持って帰れないかなあ」と言いだしかねません。心配です。
国宝の天守閣からは、西に傾いた太陽の光を反射する琵琶湖を望むことができました。まだ、明日、雪になるということが信じられません。
もっと信じられなかったのは、下り道になっても、じゃがりこ君が竹の杖を「杖返却箱」に返さなかったこと。まるで自分のもののように大事に抱えています。嫌な予感が・・・
平場に降り、旧大名庭園の玄宮園の手前にも、「杖返却箱」がありましたので、返すよう促したのですが、聞く耳を持ちません。
馬鹿力で杖を突くものですから、先端が節くれだってきました。
静かな庭園の中、他の観光客の方々が名勝を静かに堪能しているというのに、じゃがりこ君が歩くたびに、杖が音を立てます。「びよ〜〜ん、びよよよ〜ん。」
多くの方が振り返ります。もう、他人のふりをするしかありません。
私は、他の観光客の方と、池にいる鳥の名前などを話題にしながら、彼から距離をとりつつ周遊しました。
びよ〜ん、びよよよ〜ん。
少し先から響いてくる奇怪な音を聞きながら。
玄宮園を出るところで、私が、係の方に杖の返却先を聞き、杖との別れがつらそうなじゃがりこ君に、半強制的に杖を返却させたことは言うまでもありません。
本日は、びよよよ〜んだけで幕となります。
なりますが、この日、まだまだ、じゃがりこ君の活躍は続くのであります。
【添付写真】
彦根城の広大な馬屋
馬は張りぼてです。
佐和口多門櫓の波打つ壁面
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初日から
インパクト強すぎですね。
じゃがりこくんは自由、奔放そのままパワフル^^
koyampiさん、じゃがりこくんのサポーターのようですね。
さて、びよよよ〜ん の次はどうなりますか・・^m^
2014/02/21 22:25:58