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昭和2年生まれの航海日誌

曼珠沙華 一人暮らし 

2010年09月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


   
     日本で咲く花はどれもが奇麗である。
    だからと言って、すべての花が好きと云う
    ことにはなるまい。

     私は曼珠沙華(彼岸花)がそうである。
    米作地帯のど真ん中で、有畜、二毛作,養蚕を
    農業経済の基盤としているところでは、毒性の
    ある曼珠沙華などは”百害あって一利なし”の
    雑草でしかなかった。

     尤も、野鼠、モグラによる被害防止になる
    くらいのことは認めていた。

     家畜(松阪牛)には春先から仲秋にかけて
    青草を与える時期があった。 青草を刈るとき
    曼珠沙華が作業の邪魔になるのである。

     彼岸の今日、郷里では小川の土手、畔、くねは
    条をなして咲いているに違いがない。

     嫌う理由を自己本位に述べてきたが、
    曼珠沙華の異名には地獄花、ゆうれい花、狐花など
    不吉な幻が浮かび上がってくる。これもある。

     少年の頃、チャンバラ気どりで青竹を刀に仕立て
    ゛辻切り”のように茎を袈裟切りに花を落とし
     まくったことがある。

      そんなことをしながらも、いくら草を刈り取っても
     彼岸が来ると、寸分の狂いもなく、猛り出てくる
     生命力には感服させられてしまう。

      彼岸参りに行ってこよう。
     帰ったら、「長崎 物語」の歌でも唄うか。
     「思案橋」あの辺りはどうなっているかな。
      歳とったわな。



   

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