習志野市市民カレッジ172

映画 

2014年02月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争について

 本日、作家百田尚樹原作の「永遠の0」を見てきました。主人公の孫が主人公の足跡をたどり主人公の生きざまをテーマにしその内容は主人公が残された家族の将来を思い戦争で死ぬことを疑問に思っていたが最後には部下を死なせた自責の念いかられ特攻に志願し海の藻屑となる話ですが、根底に流れるテーマは家族愛と戦争の悲惨さだと思います。
 映画の中で、主人公の孫が合コンの時に、友達から特攻とテロは同じだ、また、別の友人ら特攻隊員の手紙を見ると「お国のため死んでいきます」皆同じように書いてあり、マインドコントロールされているのではないかという下りがあり孫が激怒する場面がありますが、テロと同一視するのは如何かと思いますが、マイドコントロールされているというには同調できます。
 なぜなら、いま裁判が行われているオウム事件の実行犯も優秀な学生であり、当時の特攻隊員も学徒動員で出陣した優秀な学生たちです。どちらも純粋な学生を新興宗教の教祖や時の政府(軍部)がマインドコントロールして大事件や戦争に駆り立てたのではないでしょう。
 今、問題となっている首相の靖国神社参拝に関しても若い人たちの大半が容認しているのは靖国神社の立ち位置が曖昧のためだと思います。
 先の大戦で尊い命を落とした英霊に対して敬意を払い
参拝するのは今生きている我々としては当然の義務と思います、しかしながら現在、靖国神社には先の大戦を主導したA級戦犯が合祀されているから問題になっているのではないでしょうか。若い人たちはこのことをどのくらい知っているのでしょうか疑問に思います。
 何故、A級戦犯が合祀したかを政府、靖国神社はその経緯を明確にする責務があると思います。
 政府、靖国神社は明確にできない理由があるのでしょうか。
 最後になりますが、この映画を多くの若い人たちに観てもらい、戦争の悲惨さを身を以て体感し二度と同じような過ちを興さないように国をリードして頂きたいと思います。余談ですが宮崎駿監督のアニメ「風立ちぬ」はゼロ戦を設計した人の話であることから、戦争拡大した一因になっていると感じるのは思い過ごしでしょうか。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

同感です!

さん

原作の「永遠の0」読みました。
原作者が観て泣いたというのに感心しました。
原作者を感動させられるのは凄いと思います。
通っている整骨院の若い人が、この映画を観て
感激したと言っていたことが嬉しかったです。
あまりにも戦争が過去のことになりすぎているけれど、今のこの日本のために散って行った若い命を祀っている靖国の参拝に対して、よその国からあれこれ言われる現状が残念です。

2014/02/27 00:26:32

PR







上部へ