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小さいおうち 

2014年01月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日の映画紹介は上映中の「小さいおうち」。

山田洋次監督が中島京子の
直木賞受賞のベストセラー小説を映画化。
チラシのキャッチコピーは
”小さいおうち”で起こった、ひそやかな恋愛事件。
秘められた真実が、60年の歳月を超えて、
紐解かれていく…”

まぁ〜、下世話風に言えば、
”家政婦・タキは見た、奥様の不倫”となるでしょうが、
山田監督のラブロマンスですから、上品に仕上がっています。
昭和10年頃の家具や小物が何か懐かしく斬新に見えました。
その日常生活の中で若奥様・松たか子の着物姿での
立ち振る舞いが楚々として印象に残りました。

昭和11年。田舎から出て来た
純真な娘・布宮タキ(黒木華)は、
東京郊外に建つ少しモダンな、
赤い三角屋根の小さな家で、女中として働きはじめた。

そこには、若く美しい奥様・平井時子(松たか子)と
旦那様・雅樹(片岡孝太郎)。
そして可愛い坊ちゃん・恭一が、穏やかに暮らしていた。
しかしある日、雅樹の部下・板倉正治(吉岡秀隆)が現れ、
奥様の心があやしく傾いていく。
タキは複雑な思いを胸に、その行方を見つめ続けるが...。

それから60数年後の現代。
晩年のタキ(倍賞千恵子)が
大学ノートに綴った自叙伝には、
「小さいおうち」で過ごした日々の記憶が記されていた。
遺されたそのノートを読んだ甥の荒井健史(妻夫木聡)は、
秘められ続けてきた思いもよらない真実に辿り着く...。

タキが死んだあと出てきた未開封の手紙。
何故、彼女は時子から預かった手紙を
出征していく板倉に渡さなかったのか?
これはこの映画のポイントですから
この点に留意して見てくださいね。

監督がこの映画で伝えたかったのは、
どんな家庭にも秘密があること、
そして、市井の庶民が否応なしに戦争に巻き込まれ、
家庭が壊れていく様子を淡々と描いています。
深読みすれば、一種の反戦映画ですね。



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山田監督

yinanさん


”家族の絆”を描き続けてきた山田監督が、
82歳で82本目の作品で絆でなく”家族の秘密”を
描いた作品とありましたが、
82歳で新しい作品に挑戦する気概は素晴らしいですね。

2014/02/01 21:38:39

昨日・・・

秋桜さん

観て来ました。
しっとりといい感じの映画になっていましたね。
松たか子・・見直しました^^

2014/02/01 20:38:24

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