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男はつらいよ 寅次郎忘れな草 

2013年12月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ


映画ファンの皆さん、おはようございます!

「餃子の王将」社長・大東氏が撃たれ死亡。
犯人は銃を持って逃走中とのこと。
早く捕まりますように。

今日の映画紹介は「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」。
BSジャパンで12月21日(土)の18:54から放送されます。
「男はつらいよ」シリーズ第11作目で
寅次郎と同じ境遇の旅回り歌手・リリー(浅丘ルリ子)が登場。

満男のためにピアノが欲しいという、さくらため、
寅さんが買って来たのはは玩具のピアノ。
それが元で騒動となり再び旅に出た寅は北海道へ。

そこでリリーと出会い意気投合する。
この会話が面白いですね。

”私達みたいみたいな生活ってさ、
普通の人とは違うのよね。
それもいいほうに違うんじゃなくて、
なんてのかな…、
あってもなくてもどうでもいいみたいな…
つまりさ…アブクみたいなもんだね…”

寅さん曰く、
”うん、アブクだよ…。
それも上等なアブクじゃねえやな。
風呂の中でこいた屁じゃないけども
背中の方へ回ってパチン!だい”

寅さん、リリーと話し合っているうちに
真面目働かねばと、別れた後に職安へ出向き、
酪農家で働くことにするが
三日と持たずに柴又へ帰ってきてしまう。

そんなある日「とらや」にリリーが訪ねて来て、
再会を喜び合う二人だったが、
何やら訳あり風の二人に周囲は…。

リリーが去った後、茶の間で寅さん、
リリーのことを、

”言って見りゃリリーも俺とおなじ旅人さ。
見知らぬ土地を旅してる間にゃ、
そりゃあ人には言えねえ苦労もあるよ。
たとえば、夜汽車の中。
少しばかりの客はみんな寝てしまって
なぜかおれひとりだけいつまでたっても寝られねえ。
真っ暗な窓ガラスに
ほっぺたくっつけてじーっとそと見てるとね、
遠く灯りがぽつんぽつん…。
あ〜あ、あんなところにも人が暮らしているか…。
汽車の汽笛が「ボ〜〜ピー…」そんな時、そんな時よ…。
ただ分けも無く悲しくなって
涙がぽろぽろぽろぽろこぼれてきやがるのよ。
なあ、おいちゃんだってそんな時あるだろ?”

寅さん、リリーのよき理解者ですね。

1973年(昭和48年)制作。
この年の出来事に
・石油危機でトイレットペーパー騒動。
・来日中の金大中拉致事件。
・吉永小百合が岡田太郎氏と結婚。



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