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太平洋ひとりぼっち 

2013年12月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!
今日の映画紹介は「太平洋ひとりぼっち」。
BSプレミアムで12月9日(月)の13:00から放送されます。

小型ヨットで94日間の太平洋横断を成功させた堀江謙一の、
手記を原作にして、監督市川崑、堀江を石原裕次郎が演じています。

小型ヨット・マーメイド号の大きさは、
長さ5.8mに幅2mでエンジン無しで帆走だけで
太平洋を横断するのですからね、その勇気と言うか
無謀さに驚嘆したものです。

1962年5月12日深夜西宮港を、
小型ヨット・マーメイド号に乗船した
22歳の青年・堀江謙一(石原裕次郎)。
39時間も大阪湾内を迷走してようやく大阪湾を出港。
待っていたのは荒れた海。彼の出港は密出国だった。

太平洋に出た日に台風3号に襲われた。
荒波にふりまわされるヨット、
苦しい戦いは、二日二晩続いた。
孤独感に苛まれながら飲めない酒に心をまぎらわす日々。

アクション・スターの裕次郎が大勢を相手にするのでなく
自然相手の独り芝居が新鮮で今迄のイメージとは
違って良かったですね。

当時設立間もない円谷プロが、
初めて本格的に特撮を手掛けた作品だけあって、
太平洋の荒波の中、ヨットが意思を持った生き物のように
動き回るシーンなどよく出来ています。

監督が市川崑とくれば、単なる海洋映画ではなく
主人公の回想シーンに両親(森雅之・田中絹代)や
妹(浅丘ルリ子)を登場させて、
彼のバックグラウンドを描いているところが
サイドストーリーとなっていてより面白くなっています。

サンフランシスコに近づいた時、
「お母ちゃん、僕きたんやで」と彼は大声で叫けんだ。
太平洋横断の夢が実現したのだった。



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