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イチョウの黄葉 

2013年12月06日 外部ブログ記事
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裸子植物部門イチョウ綱イチョウ目イチョウ科のジュラ紀の生き残りのただ1種。ジュラ紀と言えばあの恐竜の栄えた時代だ。現在の中国安徽省宣城市付近に自生していたものが11世紀初めに当時の北宋王朝の都があった開封に移植され、広まったとする説が有力であるそうだ。ただ、野生種などは発見されて居らず、真の自生地については定かではない。ようするに、未だに自生している野生種は見つかっていない、と言うか現存していようもないらしい。
雌雄異株であることはあまり知られていないようだ。私の住んでいる街に延長6kmに及ぶイチョウ並木があるが、秋になっても実が全く落ちていない。それは、雄の樹だけを街路樹としているからだ。
では、雄雌どう見分けるのだろうか。それは簡単である。いわゆるギンナンが種であるが、そのギンナンで見分けられる。ギンナンには筋があるが、それが2本であれば雄の種、3本あれば雌の種と言うことになっている。ただし、雌の種は少なく、1割にも満たないらしい。
子供の頃、自宅の庭に雄雌一つづつのギンナンを蒔いたところ、両方とも発芽し、どんどん大きくなり、数年後には屋根に達するほどになってしまった。これではいけないと言うことで残念ながら2本とも切り倒してしまった思い出がある。
まだまだあり、この種子植物であるイチョウに、何と精子があるというのだ。雄の花粉が雌の胚珠に受粉して、花粉の中の精子が泳いで胚珠にたどり着いて受精するというのである。そして、この精子があることを発見したのが東京大学の平瀬作五郎という人だという。東京大学の小石川植物園には精子発見のもととなったイチョウの木が残っており同園のシンボルとなっている。初めて見たときはそんなこともあるのだと意外な感じがしたものだ。
イチョウという名のいわれは、資料によれば、葉の形をアヒルの足に見立てた中国語の鴨脚(イアチァオ)の転訛であるとする通説がある。また日本語ではイチョウの実を指して「ぎんなん」と呼ぶが、これは「銀杏」の唐音読み「ぎん・あん」が、連声と呼ばれる現象によって転訛したものである。ということだ。

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