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ジャイアンツ 

2013年11月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「ジャイアンツ」。
BSジャパンで11月8日(金)の18:05から放送。

「ジャアンツ」と言えば、私はすぐにテーマ曲と共に
ジェット・リンク役のジェームズ・ディーンを思い描きます。

前半の若き牧童と後半の年老いた大酒飲みの大富豪を演じ、
自分の登場シーンを撮り終わった1週間後に
24歳の若さで自動車事故で死亡。

あの上目遣いの眼と、
恥ずかしそうな表情が印象に残ります。

”何がテキサスだ。俺に何をくれた 何もくれなかった
俺は汗にまみれ、 そこから奪いっとった 
大地の中から俺は富を奪いとった。”

時は1920年代、テキサス州の
大牧場主ビック・ベネディクト(ロック・ハドソン)は、
東部の名門・リントン家の
次女レズリー(エリザベス・テイラー)と結婚。

開拓者3代の歴史が刻まれたベネディクト家には、
ビックの姉ラズ(マーセデス・マッケンブリッジ)と
家族同様の扱いを受けている
牧童・ジェット(ジェームズ・ディーン)がいた。

ラズが事故で亡くなり土地を譲り受けたジェットに
ビッグは農地が分割されることを嫌い、
その土地を買い取ることを申出る。

だが、ジェットは油田ブームの到来を知り、
自分の土地でも石油が出ると信じ、
土地を抵当に資金を作り、その土地に賭ける。
資金が底を尽きかけたときついに油田を掘り当て大金持ちに。

そして第二次世界大戦が勃発、
大富豪になったジェットは地方の名士の仲間入りを
果たしていた。

先日、紹介した「大いなる西部」と舞台は同じテキサス。
何もかもが巨大なテキサスと、人種差別や家族の問題、
そして、対立をテーマに展開する壮大な物語。
3時間20分という上映時間でも
長さを感じさせないいい映画ですね。

この映画のテーマ曲は好きで、
今でも気分がいい時はハミングしています。

なつかしテキサスよ 思い出のリオ・グランデ
いつもやさしく微笑んで なぐさめと勇気を
与えてくれる。

山よ川よ星の光 恋しテキサス
あたしのテキサス ふるさとの夢よ。

あぁ、いいメロディだなぁ〜!
音楽を担当した、
ディミトリー・ティオムキンはロシア出身の作曲家で、
この曲の他にも「アラモ」、「ナバロンの要塞」があります。
いい曲を作曲してますね。

タイトルの「Giant」は広大なテキサス州を意味しているのでしょう。
又、劇中にもこんな台詞があります。
Sometimes any man can be a giant . . .
(時として、人は誰でも巨人になれる)
意味深ですね。
大牧場が石油産業という時代の
変革の流れに押し流れつつ土地を取られていく。
時代という流れの中で、
今迄は弱者だった者が、いつの間にか強者となり駆逐していく。
”盛者必衰の理をあらわす ”の言葉通りです。
現代も同じですね。

1956年制作。
監督のジョージ・スティーブンスは
アカデミー賞の監督賞を受賞。



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