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「あけび４兄弟」の収穫　

2013年10月21日
テーマ：koyampiの植物あれこれ

「あけび４兄弟」のうち、末っ子を除く３兄弟が口を開いたため、収穫しました。

一つの雌花から四つも実がなったので、それを支え続けた枝の苦労も並大抵のものではなかったことと思います。

アケビの果肉（正確には、種子を包む胎座。）は、写真の白い部分。
甘くて甘くて、昔の田舎の子にとっては、この上もない自然からの贈り物。秋からのご褒美でした。

でも、元田舎の子も、何十年も生きてくると、
「甘くて喜んで食べたけれど、種がね〜。」
と必ず言います。

それほど種の印象は強烈。

写真の白い部分に点々のように見える部分、これが全部種。
ほお張ると、白くて甘い甘い果肉が口の中でとろけます。至福のひと時。

しかし、しかし・・・
♪人生楽ありゃ苦もあるさ〜

甘美な果肉が口中から消え去った後、真っ黒で頑固一徹のアケビの種が口の中にザックザク。百粒は下りませんね、多分。

スイカの種を飛ばすのとはわけが違います。スイカの種は扁平だし、数も多くない。これに対し、アケビの種は固くてゴロゴロしている上に集団生活を送っています。

一遍には飛ばせず、二度三度、四度五度、それでも頑固に居残っている種もいます。

スイカの種とアケビの種との比較、分かりやすくたとえると、そうですねえ・・・
スイカがJR東日本のカードだとすれば、アケビは大富豪が使うクレジットカード、まあ、そんな感じです。

（「そんな感じ」と言われてもねえ。早い話がkoyampi、「西瓜」と「Suica」を引っ掛けて喜びたかっただけじゃあないでしょうか。相も変わらずのアンポンタンです。）

アケビの皮の部分は、妻の手で油炒めにされ、ほろ苦いみそ和えとなります。おいしいですよ。

※　若い頃の「あけび４兄弟」は、こちら。
http://www.senior-navi.com/user/gall/detail41610.html

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