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2013年08月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「あなたへ」。
8月18日21:00からテレビ朝日系で放送されます。
先日紹介した「少年H」と同じ降旗康男監督の作品。
2012年9月に見た時の感想文です。

2006年の「単騎、千里を走る」以来、
健さんの6年ぶりの映画出演。
富山、飛騨高山、京都、瀬戸内、北九州、門司、
そして亡き妻・洋子の故郷である長崎県平戸の
漁港・薄香へと続くロード・ムービー。

北陸のある刑務所の指導技官・倉島(高倉健)のもとに、
ある日、亡き妻・洋子(田中裕子)が遺した絵手紙が届く。
そこには、
“故郷の海を訪れ、散骨して欲しい”との想いが記されていた。
妻の故郷を目指すなかで出会う多くの人々。

彼らと心を通わせ、
彼らの家族や夫婦の悩みや思いに触れていくうちに蘇る、
洋子との心温かくも何気ない日常の記憶の数々。
様々な想いを胸に目的の地に辿り着いた英二は、
遺言に従い散骨する。
そのとき、彼に届いた妻の本当の想いとは――。

健さん、81歳。かくしゃくした姿にまず感激しました。
車で平戸までに行く途中で会う、
ビートたけし、草なぎ剛、佐藤浩市、綾瀬はるか等が
演じる人物との交流を通じて彼は何を想うのか?

我々年代の者にとっては考えさせられる映画です。
先に逝く者、残された者。
”大切な想い、大切な人に届いてますか…”。
涙がジワリと流れて来ました。
ハンカチを片手に見て下さいね。

P.S
この映画に漁師役で大滝秀治(87歳没)さんが亡くなる前に出演。
NHKプロフェッショナルで健さんが言ってましたね。

「あの芝居を間近で見て、あの芝居の相手でいられただけで、
この映画に出て良かったと思ったくらい、僕はドキッとしたよ。
あの大滝さんのセリフ”久しぶりに、きれいな海ば見た”の中に、
監督の思いも、脚本家の思いも、みんな入ってるんですよね」。

このシーンをもう一度、ぜひ見なければと思っています。



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