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映画が一番!

Short Peace 

2013年07月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

映画ファンの皆さん、おはようございます!

東アジア杯サッカーは韓国に2:1で勝利。
なでしこが韓国に負けていたので良かった〜。

今日の映画紹介は今、上映中の「Short Peace」。
大友克洋監督「火要鎮」、森田修平監督「九十九」、
安藤裕章監督「GAMBO」、カトキハジメ監督「武器よさらば」の
4作品によるオムニバス形式のアニメ映画。


第一話の『火要鎮(ひのようじん)』は、
火消しになった幼なじみに会いたい一心で
大火事を引き起こしてしまう商家の娘、お若の物語。
紅蓮の炎が画面一杯に燃え上がるシーンは迫力があります。
炎に引き込まれるようでした。

第二話の『九十九』は、
嵐の晩に逃げ込んだお堂で、
打ち捨てられた古道具たちの物の怪を修理して供養してやる男の物語。
「九十九」を調べると
付喪神(つくもがみ)を言うらしく
”日本の民間信仰における観念で、長い年月を経て古くなったり、
長く生きた依り代(道具や生き物や自然の物)に、
神や霊魂などが宿ったものの総称で、
荒ぶれば(荒ぶる神・九尾の狐など)禍をもたらし、
和(な)ぎれば(和ぎる神・お狐様など)幸をもたらすとされる。”

ボロボロの着物や破れ傘が男の手で見事に再生される
絵の色彩の艶やかなこと、これぞ日本の美といったところでしょう。

第三話の『GAMBO』は、戦国時代を舞台に、
宇宙から飛来した鬼と少女の言葉を理解する、
神の使いのような大きな白熊が死闘を繰り広げる話。

鬼はエイリアンですね。
宇宙船の中で子孫を増やそうとしているところを
白熊が命をかけて鬼を倒すところは桃太郎を想像しました。

第四話の『武器よさらば』は、
砂漠化した東京を舞台に
武装した5人が一台の自動操縦の戦車と闘う話。
最後の一人マールがマシーンに丸裸にされて
マシーンに石を投げて抵抗するのですが、
生き残ったことでこのタイトルの意味が解りました。
つまり武器をもってないと機械は相手にしてくれないのです。
これが「武器よさらば」なのですね。

オムニバスで一貫性はないのですが
大人のアニメとしては見応えがありました。

題名の「Short Peace」は"piece"と勘違いしていました。
日本語訳だと「束の間の平穏」でしょうかね?



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