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映画が一番!

風立ちぬ 

2013年07月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日は土用の丑の日。
皆さん、夏バテ防止に食べられましたか。
私は、とりあえず匂いだけで…。

今日の映画紹介は今、上映中の「風立ちぬ」。

宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」(2008年)以来、
5年ぶりの作品。
ゼロ戦設計者として知られる堀越二郎と、
同時代に生きた文学者・堀辰雄の人生を
モデルに生み出された主人公の
青年技師・二郎(声:庵野秀明)の物語。

宮崎監督の作品は目に見えない風を上手に画面に描きますね。
見えない風を見えるように雲の流れ、樹々のそよぎ、
草原の草と音に乗せて描いています。
(メ・ん・)?何と言うか、感覚的に捉えるのがうまい。

そうか〜、だから劇中に童謡の「風」が使われているのですね。
”誰が風を 見たでしょう 
僕もあなたも 見やしないけれど
木の葉を 顫わせて風は通りぬけてゆく ”。

幼い頃から空にあこがれていた二郎は
震災の混乱の中で、少女・菜穂子と出会う。
やがて飛行機設計技師として就職し、
その才能を買われた二郎は、
同期の本庄らとともに技術視察でドイツや
西洋諸国をまわり、見聞を広めていく。

そしてある夏、二郎は避暑休暇で
訪れた山のホテルで菜穂子(声:瀧本美織)と再会。
やがて2人は結婚する。

ゼロ式艦上戦闘機の設計者となる二郎が
自分の夢の中で
イタリアの設計者・ジャンに・カプローニと
色彩鮮やかな明るい世界で会うのは
関東大震災や経済不況に見舞われ、
やがて戦争へと突入していく1920年代の暗い世界の
裏返しで、監督はそこに自分の世界を託していたようです。

題名の「風立ちぬ、いざ生きめやも」という有名な詩句は、
ポール・ヴァレリーの詩『海辺の墓地』の
一節を堀辰雄が訳したものです。

正確にそして精密に描かれた当時の建物や乗り物に
軽井沢の美しい景色や花々に実写では
味わえないアニメーションに感動しました。
これだけでも見る価値はありますね。

挿入歌の荒井由実さんの「ひこうき雲」も
映画にピッタリでした。



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まだ、上映中?

yinanさん

ムーランさん、おはようございます!

私は昨年の7月22日に見ました。
評判がいいのでまだ、上映している映画館はあります。

2014/03/25 07:49:59

昨年のいまごろ?

さん

こんばんは^^
この映画、昨年の何月頃でしたっけ?
よるに映画館にみにいきました。

2014/03/24 23:08:51

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