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たかが一人、されど一人
個人情報のデータベース
2013年07月20日
テーマ:テーマ無し
昨日「国保特定健康診査」所謂高齢者向け無料健康診断を受けてきた。結果は数週間後に郵送されてくるまで分からない。昨年は脳神経科に通院していたことから、こんな検査とは比較にならない精密検査を受けていたので受診しなかった。ところが、掛かりつけのお医者さんから毎年受信してもらわないと困る(診断のしようがない)と言われ、別に有料で血液検査を受ける羽目になってしまった。今年も先月に日大病院に3日も入院してたので必要性は感じないのだが、お医者さんをお助けするつもりで採血などされてきた。一点感心したのが、看護婦さんの採血が上手だったこと。日大病院でもそうだったが、下手な人に掛かると採血の跡に青痣が数日残ることがある。昨日は跡が一切残らなかった。高齢者の健康を守ってくださるのは有難いが、血液検査1回のコストも馬鹿にならない筈だ。医療費高騰を云々する前に、こんな事こそデータベース化して、各個人の保険証をICカードにして書き込むとか、何処の医療機関からでも参照可能にするとか知恵の使いようがあると思う。ビッグデータなる言葉も先週初めて知った。JR東日本がSUICA情報から利用駅別世代なんかをデータ化して、民間企業にマーケティング用データとして販売したらしい。評論家諸氏は、早速個人情報保護の視点から批判めいた発言をしてテレビの出演料を稼いでいる。カードを使う限り、情報履歴が読み取られることは仕方がないことだろう。それにいちいち目くじら立てるくらいならカードを使用しなければいい。カード嫌いの婆さんでさえ、監視カメラなんかもっと普及させ、至る所に取り付けるべきと言っている。確かに最近は犯罪捜査で、監視カメラ情報が役立っていることが多いようだ。顔写真のデータベースも運転免許証やパスポートまで幅広く取り込めばいい考えかもしれない。プライバシーの保護と気取ったことを言ってみたって、我々庶民は関係のない話である。悪いことをしない限り困ることは何もない。銀行であろうと郵便局であろうと全財産は既に財務省や総務省はお見通しの筈。問題はそれこそこのビッグデータがデータベース化して活用されないから、不真面目な脱税者が出てくる。マルサなんてことが下々で面白おかしく語られるようでは、何のための口座取引か分からない。住基ネットも大騒ぎした割には中途半端なことになっている。要はやる気の問題だけだろう。糞の役にも立たない兵器に多額の国費を投ずるより、持てる情報(データ)の有効活用(ネットワーク化)は、そのコストが兵器購入なんかと比較すれば意外に安いことに気が付く筈だ。数日前に国会図書館の電子データ閲覧システムの便利さについて少し触れた。これとても、なんで江戸の国会図書館だけのシステムにしておくのだろう。全国の公立図書館全てに端末を置くのは、普通に考えてそう難しくは無さそうだ。通信回線インフラの問題があると思うが、日本は光回線の普及率が高い筈。細かく言い始めれば回線キャパのグレードとか難癖は幾らでもあるのだろうが、高速道路や新幹線に比べれば屁のようなものだろう。
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