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昭和2年生まれの航海日誌

早出の得 

2013年06月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 雨は続いている。
 でも、棋会は開かれる、ありがたいことだ。

 晴雨にかかわらず行われる、ラグビー、競馬、相撲などと
同じで余分な気遣いをしなくてよいので助かる。

 今日は早めに行ってみよう。十時を過ぎたところで、昼食を
にした。

 予定の対局相手は、何時も一番早く顔をみせあの人だ。
 前回の総当たり戦では3連敗を喫した。

 普段一度も負けたことのない相手であったが、もともと
初段格ではあった。
 負けるわけはないと、楽勝、優勝間違いなしと踏んだ。

 勝負事はわからない。昔から決まっているのに。
 完敗、奈落の底に突き落とされた。
 いまさらながら、慢心の戒めとしなければならなかった。

 すると、普段は稽古台にされていたのか、そんなことを
する人ではない。研究熱心なのである。

 とにかくやってみよう、正午前に家を出た。

 会館はシャッターが下ろされていた。
 「なんて、頓馬なことをした、休館日を確かめなかったのか」
 不満のやり場がないまま、すごすごと帰りかれると、道端で
数個連ねたキーを拾った。

 キーには、シャッター、ロッカー、チェストと名札がついていた。
これは会館のものに違いがないと判断した。

 引き返してシャッターにキーを合わせてみよう。
 玄関まで来たとき,係りが飛んできた。
「鍵を落としてしまった」と心配顔で言う。
「これではないのですか」とみせると、
「そうです」と喜んで受け取った。

 シャターが下ろされていたのがよかったのか。早出して
来たのがよかったのかと考えてみた。

 対戦相手とは2勝2敗の対となった。
「決勝をやりましょう」
「後日の楽しみにしましょう」
 で対局を終えた。
 帰途、
 こんなに好きなのであれば、家に呼んで打って
みようと思った。
 杖をついておられたから、少し足でも弱いなかもしれない。

 来てくれるだろうか、大丈夫だあれだけ好きなのだから。


 

 
 

、もともと此処では初段格であったが、最近は負け
込んで,持ち点がすくなくなっていた。

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