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青春の思い出の地、五箇山へ　

2013年05月28日
テーマ：国内旅行・ウォーキング

5月24日、五箇山に向けて出発。

おばさんからは、
「あんたら、二人とも定年退職したんだから、いつでも来られるでしょ。来なくちゃあ「だちかん」（「駄目だ」という意味。）。ぐずぐずしていると、私はいなくなっちゃうから、本当よ。」
と言われ続けています。

久しぶりの五箇山行きです。

すでに書いていますが、朝の通勤ラッシュ前に高速に乗るつもりでした。けれど、妻の原稿書きが深夜に及び、出発を遅らせることを余儀なくされました。

結局、予定から遅れること4時間、午前10時のスタート。

と思いきや、施錠が十分か気になって、チェック。やはり十分ではありませんでした。普段より厳重に戸締りをすることになっているのに、通常のお出かけパターン。

厳重施錠を指差称呼で確認し直し、いざ出発。

あれれ、後ろから宅急便の車が。もしかしたら我が家？　私の車が邪魔なようで、バックして回り込むようです。

何日か留守にするので、迷惑をかけないよう、受け取ってから出かけよう。そう思って、宅急便の車が回り込んだ方の道に車を移動。

ところが、宅急便の車は、私の家の前を単に通過する予定だったようで、違う方向に走り去ってしまいました。またまた時間のロス。

「まあ、いろいろあるよねえ。」そう、妻に言い訳をしつつ、20メートルくらい走ったところで、
「あ、目薬を忘れた！」

目薬ぐらい、どうでもよさそうですが、蓼科に出かけたときは、わざわざ、蓼科の眼科にかかったことのある妻のこと、出先でそんな面倒なことをされるよりは、取りに戻った方が賢明です。

結局、さらに遅れが増し、10時半に家を出たことになります。
もう、今日は戻らないからね。

好天気です。赤城山も、榛名山も、くっきりと見えました。
荒船山も、妙義山も。

浅間山は、もうほとんど雪が消えています。この時期にこれほど浅間がきれいに見えるとはうれしい限りです。

上信道を順調に走りつつ、このまま、変化の乏しい高速道を走り続けるのがもったいなくなってきました。

妻に恐る恐る経路変更の承認を申請したところ、
「良きに計らえ。」
とのお言葉を賜りました。

安房峠越えを選択。山もきれい、新緑もきれいなことでしょう。
るんるん。

松本インターで降り、松本電鉄の新島々方面に向かう道を進みます。
ちらっと、おやきの店が目に入りました。

「さかたのおやき、寄ってね。」
こういうことには目ざといお方です。

上高地への分岐が近づくころには、新緑がまばゆいばかり。このルートを選択してよかった。

「おやき、食べる？」
お昼を済ませて、それほど時間が経っていません。
「まあ、半分くらいなら。」

「新緑よりおやき」といったところ。

おやきをほお張りながら、安房峠に向かいます。
まだ20歳代の頃、安房峠越えは、けっこう大変でした。
高山と松本を結ぶ最短ルートなのに、とんでもない悪路。
バスどおしのすれ違いがスムーズにできず、待たされたり、バックを余儀なくされたり。

新しいトンネルができて、随分良くなったと思っていたら、今は高規格のトンネルができていて、スムーズな峠越えでした。

高山からの自動車専用道路も整備が進み、ちょっと古い我がカーナビの到達予想時刻を大幅に前倒しして、午後5時前に目的地に到着しました。

おばさんの第一声。
「何をぐずぐずしているの！」
待ち遠しく思ってくれていたんですね。

私たちに食べさせようと、熊汁を用意していてくださいました。
久しぶりの再会に、大いに話も盛り上がり、静かに夜が更けていきました。

写真は、左がさかたのおやきの暖簾。
　　　　（おやきの写真は、撮り忘れました。）
　　　　右が熊汁。

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掲載されている画像

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  老舗旅館の吊るし柿

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  六日町初積雪

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  主なしとて

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  センダンノの花、妖艶に。

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  玉藻公園、再度の栗林公園

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  直島へ向かいます