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アウトレイジ 

2013年04月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、今日は〜!

明日は大荒れの天気予報、桜も散ってしまうでしょうね。

今日の映画紹介は「アウトレイジ」。
7日(日)21:00にBSジャパンで放送されます。
2010年6月に見た時の感想文です。

映画のタイトル「アウトレイジ」の意味は暴力!
全員悪人、容赦なきバイオレンス・エンターテイメント!

まぁ、最初から最後迄暴力のオンパレード。
よくこの映画がカンヌ映画祭にコンペティション部門に
出品されたものだと見て感心しました。
外国人はこの映画を見て日本のヤクザの
恐ろしさを認識したのではと思ったことでした。

下克上――まわりの人間は全て敵。
非情、裏切りあたり前。
自分の欲望を満たすためならば、誰かれかまわず、
手段を選ばず、叩き潰して這い上がる。
彼らが生死を賭け奪い、
手にしたいのは【金と権力】ただ、それだけだ。

暴力団組織の内部抗争だから、
出て来る登場人物は全部悪人。
だからかどうか判らないが殺されるのを
見て暴力とは縁遠い気弱な私が爽快感を
覚えたがひょっとすると、
私にもそんな隠れた残虐性があるのだろうか
心配になりましたよ。

大友組組長の大友(ビートたけし)の口癖、
”テメェ、この野郎、ぶっ殺すぞ!”
映画を見ているうちに耳に馴染んで
快く響いたのも、これも危ない兆候?

 北野武監督の下に登場するのは、
そんな極めつけの悪(ワル)ばかり。
ビートたけし、椎名桔平、加瀬亮、三浦友和、
國村隼、杉本哲太、塚本高史、中野英雄、
石橋蓮司、小日向文世、北村総一朗と。
 
日頃、羊のように大人しく生きている我々には
程遠い世界での映画。
ストレスを発散するにはもってこいの映画でした。
ただ、血に弱い人は見ないで下さいね。



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