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大間秀雄のブログ

風力発電の期待と不安 

2013年02月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

「昨今、人生も郷土愛も商売」いやはや田舎暮らしもむずかしい・・・
にかほ市でも風力発電事業は行われて居り実績を上げていて今後の取り組みにも全県的な事業計画があり地元業者の参画などで盛り上がっている内容は先般取り上げた所です。いよいよ具体的な調査や事業計画話が進み、市議会でも取り上げられ行政的な事業予算も承認されようとしているらしい。
近隣の知人からメールがあり地域住民として危惧しているとメールがありました。
◇メール文(抜粋・ 一部略)
団体の総会のときにある市議から、標記の件の環境調査期間が大幅短縮されることになり、今月で(?)承認される可能性が高くなっているが、”鳥海山の景観を守る”という観点からも設置反対の方がいるが反対運動の代表幹事(旗振り役)がいなくて放っておいていいのですか?という話がありました。

特に反対者が多いであろう鳥屋森から発信があった方がいいのかと思いメ-ルを入れさせていただきます。
詳細進捗状況は市の方に確認して頂いたらいいかと思います。
確かに、現在の計画ですと、これから出来る高速道路から、海から鳥海山を見上げた時、九十九島から鳥海山を見たとき…等
景観を考えただけでもにかほ市の貴重な観光資源を価値ダウンさせることになると思います。要請があれば協力させていただきたいと思います。


私が当該の地域に住んでおりますのでアプローチがあったと思いますが、この地域へ移住して間もなく実績は少ないので基本的な考えを返信いたしました。


◇返信文


にかほ市の自然環境を守る各種団体や市会議員の皆さんが日頃活動しているさなかの、地元の経済活動で高速道路や電力の自然エネルギー再利用問題です。高速道路拡張で思惑外れで利用されなかった買収土地の再利用を図った地元業者の経済活動のような気もします。


すでにこの件に関しては、鳥屋森地区の別荘2軒の方から抗議文を出してるようです。鳥屋森町内では私が留守でしたが先日説明会があり資料が回覧されました。3月の総会で何らかのアクションがあると思われますが町内役員改選期になっており4月から会長以下変わりますので、新役員のもとでどういった反対運動になるのかまだ未定です。
エコや景気低迷で雇用対策など国や行政からも支援を受けてやる事業のようで、地元活性化のためには大いに結構なことだと思います。

ただどこでもいいと言う事ではなく作る場所には高い配慮が求められ、鳥海山の自然環境の中で生活してきた地元在住者の皆さんが地域の景観自然環境をどう考えているか自然観光キャンーンをやっているさなかの目先の経済活動で禍根を残さないよう行政も市民も一体となって考える試金石となりそうです。
市民の委託を受けて議会活動を行なっている議員諸兄の見識ある行動を期待したいと思うところであります。
地元民の鳥海山の自然環境を守る厚い意志が感じられなければ県外からの
観光客や若者のUターンや移住者の足は遠のき、少子化高齢化が進む現状
では町の活性化がなく衰退が加速されるのではないか、と懸念するのは都会からの移住者の私だけでしょうか。


象潟極楽とんぼ

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