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雑感日記

大阪桜宮高校問題 

2013年01月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 
★大阪桜宮高校問題で、入試中止を宣言した大阪橋下市長の方針に異論が相次いでいるようである。
橋下さんの取られた方針がドラスチックなものだっただけに、それに賛否両論があるのは当然のことである。
処置がドラスチックであっただけに、『そこまでしなくても』という意見が大勢を占めるのはよく解るが・・・
 
私の意見はと聞かれたら、
問題が構造的、体質的なものだっただけに、普通の対応ではその『構造や体質』は改革されないので、
橋下さんの言われるような『ドラスチックな対応策』が、その改革には必要なのかなと思っている。
『学校側の反省』ぐらいでは、その構造体質は治ったりはしない。
意識改革が必要だと思う。
 
それがなぜこうも一般に反対意見が多いのだろうか?
ちょっと判断の基準がおかしいように思う。
 
 
 
 
『生徒には罪がナイ』 とか 『入試が目前』とか言うような理由は、ちょっと当たらないような気がする。
不祥事を起こした運動部が、突如出場停止になったり、厳しい場合は休部、廃部になる場合も、従来から何度もあった。
この場合も、全然無関係の部員たちが突如、出場や活動の自由を奪われて、ほかに選択肢は全くないのである。
今回の場合は、他の学校も受験可能だし、少しは選択の自由も、時間も大丈夫である。
そういう意味では、従来はむしろ生徒達にとっては『もっと厳しい処置』がとられてきたのである
 
このような不祥事で、全員が影響を受ける場合も問題は大きいのだが、あまり大きな問題にならないのは、
『前例がある』からではなかろうか?
その判断の是非は『前例がある』の一言で容認されてきたのではなかろうか。
『前例がない』は禁句とした橋下さんである。
今回の判断は『前例がない』ので、一般の方は、『生徒のことを考えていない』だとか、『今の時期に』などと言っているのではなかろうか?
だとすればそれは非常に安易な発想である。
 
こんな問題は、多数決で決めるような問題ではナイ。
それを決定する責任者がちゃんと自分の意見で決すべき問題なのである
そのためのリ―ダ―で、もしそれがダメだというのなら、選挙で落とせばいいのだと思う。
 
それらの意見に、本当にこのような『構造、体質』を改革する、最もベースにある改革がどのような形で行われるのかを入れての検討になっていないような気がする。
これは単なる『不祥事』ではない。
ひとりの生徒の生命が断たれた問題なのである。
その原因が、その責任が教育委員会を含めて学校側にある以上、それなりの『厳しい処分』があって当然なのだと思う。
違うと仰るのならこんあにみっともなくアタマなど下げない方がいい。
 
 
 
★なにはともあれ、ご当人の橋下徹さんが、ツイッターでこのように言っておられる。
これは新聞記事でもニュースでもない。
ご当人が自ら、こう語っておられるのである。
 
桜宮高校体育科の入試中止については賛否両論がある。ただ、これは子どもに責任を取らせたわけではない。桜宮高校体育科が生徒を受け入れる状態ではないということ。実態解明も済んでおらず対応策も何も決まっていない。こんな状況で生徒を受け入れることはできない。

顧問の暴力を誰も止めることができなかった。周囲の教員も、生徒も、保護者も。そして生徒が死に至った。この実態解明、原因究明せずしてなぜ新入生を受け入れることができるのか。体育科を目指して頑張ってきた受験生には申し訳ない。しかし、今、桜宮体育科は新入生を受け入れる状態ではない。


中学校の現場から特に中学校長から、「受験生のことを考えているのか!」と声が上がっているらしい。そのままそっくり返す。桜宮高校のこの現状を、どこまで中学校の現場は知って進路指導していたのか。桜宮高校に求める生徒や保護者の期待の在り方そのものも問題だった。


受け入れ態勢が整っていない学校に新入生を受け入れるわけにはいかない。在校生についてはそのまま継続。そして受験生には普通科枠の増員。これが混乱回避のギリギリのところ。生徒や受験生に責任を取らせたわけではない。
なによりも実態解明。なぜ桜宮高校がこのような状態になってしまったのか。生徒や保護者意識も含めて解明する必要がある。その上で対応策。それができて、初めて活動再開。それまでは活動は停止だ。それが子どもたちのためである。

 
★大阪箕面市の倉田哲郎市長のツイッター
倉田哲郎‏KurataTetsuro
敢えて書いておく。僕は橋下市長の入試中止要請は当然と考えてる。安全が確認されない限り、生徒を受け入れられないのは当たり前。「飛行機が故障してるかもしれませんが、きっとお客様も困るでしょうから、とりあえず飛ぶので乗ってください」なんて航空会社がありえないのと同じ。
 
 
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