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たかが一人、されど一人
昔のメディアパワー
2013年01月18日
テーマ:テーマ無し
今でも読書は好きだが、文字を覚えたての小学校2年か3年生の頃から近くの貸本屋によく通った。貸本屋とは私設図書館或いはCDのレンタルショップのプロトタイプとでも言うべきだろうか。うろ覚えだが、駄菓子なんぞを売っていた店の土間に入ると、一方の壁際に書棚があり、和紙でカバーされ背に墨筆で書名が書かれた分厚い子供向け単行本が並んでいた。昭和20年代のことだから、子供向け単行本なんか未だ出版されていなかったのだろう。全てが終戦以前に出版されたものばかりである。借り賃は1日1円か5円か憶えていないが、何れにしても、週に1回か2回母にねだったら与えてもらえる金額だったのだから高くはなかったのだろう。本の種類はいろいろで、今にして思えば大文学者の黒岩涙香・佐藤紅緑・久米正男・吉屋信子さん達の少年少女向け小説もあったが、最初に飛びついたのが講談本。所謂英雄豪傑に偉人、探検家から忍者、侠客に至るまで、少年の夢を膨らませるあらゆる素材がそろっていた。従って学校教育としては戦後の民主教育だけを享受してきた者ではあるが、今風に言えばメディアの影響による刷り込みで、戦前並みの脳みそを併せ持つ鵺的人間になっているのはやむを得ない。刷り込みの軛から解放された現在、当時を思い出しておかしく思うことがある。講談本の本命戦国武将について何故か徳川家康の本が無かったことだ。織田信長と豊臣秀吉は勿論愛読したが、家康については読んだ記憶が無い。現代の歴史小説作家なら筆頭に思い浮かべる人材の筈だ。家臣クラスの英雄豪傑ならば後藤又兵衛や岩見重太郎、国持ちでは真田幸村大谷吉継なんかは当然豊臣家に忠義を尽くした武士としてタイトルになっていたし、加藤清正は最後に家康の家臣として忠義を尽くすのでなく、秀吉に忠義であったことが強調されていたと記憶する。そして家康は常に敵役で描かれていた。戦前の少年少女向け出版物は現代のテレビやゲームソフト以上に強い影響力があった筈だ。現に小生なんぞ、大分いい大人になるまで戦国武将の中で徳川家康は悪い奴だと思っていたくらいである。どんなに善政を施そうと国家に貢献しようと、家康は主人に背いた人間であるのは確かだ。そこで彼のことについては他愛もない子供向けの読み物でさえ極力取り上げないよう無視する。結果的には家康は悪い人間、卑怯な人間との刷り込みが国を挙げて行われていたことを実感する。特に家康が秀吉の遺言を無視したことと、子孫が明治維新の時に国家に背く賊に落とされた事。この事だけを以て80年近い年月、誰の意思か分からないが、幼い子供にまで家康の評価を貶めていたのだから恐ろしいものだ。戦後の歴史小説作家の努力?で家康の評価が高くなっているのは結構ではある。逆に高すぎるすぎるきらいもあるし、昔馴染んだ英雄・豪傑・偉人・侠客なんかが皆忘れらてしまったのも少し寂しい。野口博士はお札に印刷されたが、二宮金次郎なんかこそお札のシンボルとしては最適に思うがね。笑^^余談:実は今日下記の報道を読んで、少しひっかるものを感じたので何か書こうと思った。ところが何をどう書いたものか考えが纏まらない。要するに言葉尻を捉えて何を言っても、ただでさえ薄っぺらなブログが一層軽くなるだけだということに気が付いてやめた。代わりに思いついてのが上のことである。<小野寺五典防衛相は17日のBSフジ番組で、中国訪問中の鳩山由紀夫元首相が沖縄県・尖閣諸島を巡り「日中間の係争を認めるべきだ」と発言したことについて「理解できない。『国賊』という言葉が一瞬、頭をよぎった」と批判した。>
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