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昭和2年生まれの航海日誌

フィンランド土産とスキー 

2012年11月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 「2組もあるから処分するか」
 「まあ、置いておこう」
と、言うことになって、ベランダに立てかけておいた。

 何回も夏を過ごしたので、スキーバックがボロボロに
なってしまった。

 開けてみると、しっかりしていて、エッジが発錆している
だけだった。
 2,3回滑降すればとれるわい。まだスキーをする気が
残っている。

 そうだ、北海道の北の方の稚内、留萌では根雪になっている
頃だ。長い冬休みを迎える小学生がスキーを始めている。

 娘は北海道でスキーを覚え、近くの六甲山,湖西へと通ったが、
志賀高原へ行く頃には、すっかり凌駕されていた。

 どちらのスキーに乗っていたものだろうか、と考えながら
金具に軽くグリスアップをしておいた。

 次の日、北欧旅行から帰った娘が大袋を抱えてやって来た。
 旅行に行く前、
「今度はリベリア、エストニア、ラトリアに行くの」
定番のエスパニアではなかった。
「治安はどうなのか」
「尋ねたら、丁寧に英語で答えてくれたよ」

「ブランディはどうなの」
「重いからチェスターフィルドにしてくれ」
あれだけタバコにやかましかったが、二つ返事だった。

 チェスタフィールド、スウェーター、毛糸帽子、マフラー
手袋が出てきた。これれでは旅行バッグのスペースは1杯に
なってしまっただろう。

 嬉しかった、「老人の日」のプレゼントより生き生きして
いた。
 
 この装束ならスキーに行ける。
 でも、これは厳冬に犬の散歩の時に着るものに決めていた。

 犬も俺も年おえた。
 これが残ると、スキーを見たとき思い出したような気に
させてしまうではないか、と気がめげた。

 よし、よし、感謝しながら、暖かい冬を元気で過ごそう。
それがなによりだ。

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